2025.07.31 行政情報
水回りトラブルのレスキューサービスで注意喚起、ネット検索で上位に表示されても“信用できない”
ウェブサイトで低料金の水回りトラブルのレスキューサービスを宣伝し、見積もりを出さずに高額な料金を請求したとして、消費者庁は7月31日、事業者名を公表し、消費者安全法に基づく注意喚起を行った。
消費者庁による記者発表(7月31日午後)
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サイト上で「悪徳業者排除宣言」
虚偽・誇大な広告を行っていたのは、レスキューサービスを行うベアーズホーム(神戸市兵庫区)。
同社は「関東水のトラブル相談センター」と「関西水のトラブル相談センター」というウェブサイトで、他社と比べて低料金で水回りトラブルを解決するとうたっていた。「関東」では「水道つまり漏れ2,980円~」、「関西」では「水道つまり漏れ980円~」と宣伝していた。
また、人気タレントを広告に起用するとともに、「―悪徳業者排除宣言― お客様が安心してご依頼できるよう、悪徳業者の排除に努めます」と表示していた。
消費者庁の調べによると、水回りトラブルが発生して、消費者が事業者をネット検索すると、同社のサイトは上位に表示されるという。
しかし、コールセンターや作業員からは料金の説明がなく、消費者宅に到着した作業員は見積もりや作業内容を説明せずに、作業を開始していた。最終的に、トイレの詰まりや風呂の水漏れの作業で、数十万円を請求するケースがあった。
既払いは総額で約1500万円
消費者庁の説明によると、2024年1月~今年5月の期間に、同社の水回りサービスに関する消費者相談は135件寄せられた。事業者に料金を支払ったケースは84件を数え、総額で約1500万円に上り、1人当たりでは約18万円だった。
消費者庁は、ネット検索で上位に表示されても信頼できる事業者とは限らず、極端に安い料金を表示している場合には注意が必要と呼びかけている。
(木村 祐作)
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