2025.07.08 行政情報
農水省、食品輸出拡大へオンラインイベント…メタバース展示会や越境ECサービスなど紹介
農林水産省は7月7日、農林水産物・食品輸出プロジェクトを推進する取り組みの一環として、オンラインイベント「輸出支援サービスラボ」を公開した。来年3月末まで開催する。食品の輸出に積極的に取り組む事業者をサポートするため、メタバース展示会や越境EC、物流サービスなどを手がける関係各社のサービスを紹介している。
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輸出DXや物流サービスなどの6分野
支援サービスとして、輸出DX、規制対応、鮮度保持、温度管理技術、物流サービス・貿易保険、現地販売支援の6分野を用意。各分野の主なサービスを10分程度の動画で紹介している。
輸出DXについては、貿易業務の効率化、メタバース展示会、越境ECなど、貿易プロセスのDX化をサポートするサービスを取り上げる。
BorderTechが手がけるメタバース展示会「JVREX Food」は、タイ・台湾・シンガポール・香港・アメリカのバイヤー5000人超が登録。これまでに300社以上の日本の食品企業が出展し、多くの商談を成立させた。多言語AI通訳やダイレクトアプローチ機能を備え、低コストで海外販路拡大を支援する。
WeAgriの海外販路支援サービス「コネクトアジア」は、日本の食品を東南アジアのハブへ届ける越境プラットフォーム。現地の店舗と自社ECで商品を露出し、売場と連動したSNSなどによって購買意欲を最大化する。延べ300社の成功事例を保有し、初めての輸出でも低コストで現地のファンや商流を創出する。
物流サービスについては、通関手続きやフォワーディングから3国間貿易までの国際輸送を最適化し、ドア・ツー・ドアで提供する包括的なサービスを紹介している。
墨谷が提供する中国向け冷凍・冷蔵越境ECサービスは、日本から中国へのフルフィル越境物流と中国向けの自社越境販売チャンネルによって、柔軟で迅速な冷凍・冷蔵食品の越境ECサプライチェーンの構築をサポート。また日本通運では、豊洲市場内の拠点を活用したシームレスな生鮮輸送を行っている。
1万超の事業者が登録
同省が推進する農林水産物・食品輸出プロジェクトには、5月末時点で食品事業者5795社と、流通事業者・物流事業者4680社を合わせた1万超の事業者が登録済み。
登録事業者を対象に、専門家による輸出診断、事業者同士のマッチング、セミナー開催などを行う。
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