2025.05.14 行政情報
「偽・誤情報」に触れた4人に1人が情報を拡散…総務省の調査
総務省は5月13日、偽・誤情報の拡散傾向の実態把握を目的に「ICTリテラシー実態調査」を実施した結果、偽・誤情報に接触した人のうち、4人に1人が何らかの形で情報を拡散していたことがわかったと発表した。
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「医療・健康」の偽・誤情報が最多
調査は3月31日~4月2日、全国の15歳以上の男女2820人を対象にインターネットを活用して実施。
過去に流通した偽・誤情報を見聞きした人を対象に、その真偽をどう考えるかと聞いたところ、「正しい情報だと思う」「おそらく正しい情報だと思う」と回答した人は47.7%を占めた。「どちらともいえない」は25.6%、「誤った情報だと思う」「おそらく誤った情報だと覆う」は26.7%だった。
偽・誤情報に接触した人のうち、25.5%が何らかの形で拡散したと回答した。年代別に見ると、10代が45.9%、20代が47.2%、30代が50.9%と30代以下で拡散した割合が高かった。
拡散された偽・誤情報をジャンル別に見ると、「医療・健康」が最も多く、次いで「経済」「災害」「生活」「政治」の順となった。
情報に価値があると感じて拡散するケースも
偽・誤情報を拡散した理由(複数回答)は、「情報が驚きの内容だったため」が27.1%で最も多かった。次いで「情報が話題になっていて流行に乗りたかったため」「話の種になると思ったため」が続いた。また、「興味深いと思った」「重要だと感じた」「他の人にとって有益だと思った」など、情報に価値があると感じて拡散したと思われる回答も目立った。
偽・誤情報を拡散した手段(複数回答)については、「家族や友人など周囲の人へ対面の会話」(58.7%)、「家族や友人など周囲の人へメールやメッセージアプリ」(44.3%)というように、身近な人に拡散する傾向が見られた。また、不特定多数の人に向けて、インターネット上で拡散したという回答も44.4%に上った。
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