2025.08.08 ECモール
楽天、売上収益が第2四半期として過去最高に…今後は楽天モバイルとの連携強化が鍵
楽天グループは8月8日、2025年12月期第2四半期(1月~6月)の連結決算で売上収益が前年同期比10.3%増の約1兆1590億円、営業損益が約66億円の赤字、中間損益が約1244億円の赤字になったと発表した。インターネットサービス、フィンテック、モバイルの各セグメントで増収となり、売上収益は第2四半期として過去最高の5964億円を計上した。
決算説明の様子(8月8日午後、オンライン)
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「楽天市場」の流通総額が拡大
インターネットサービス事業の売上収益は前年同期比6.9%増の約6300億円、セグメント利益は同4.0%増の272億8300万円となった。
国内EC事業については、新規顧客の獲得、ロイヤルユーザーの育成、モバイルユーザーを中心としたクロスユースの促進に注力した。
ECモール「楽天市場」では、購入者数・客単価ともに増加し、流通総額が拡大。「楽天トラベル」は、訪日外国人観光客の増加に伴うインバウンド需要の高まりを受けて、取扱高が増加した。物流事業は、2024年に開始した「Rakuten最強翌日配送」の導入店舗の拡大や、「楽天市場」の流通総額の伸びに伴う配送量の増加を背景に、売上収益が拡大した。
国内EC全体で収益性向上
同社は、「楽天市場」「楽天トラベル」などのコア事業の成長に加え、物流事業の料金改定も寄与し、国内EC全体で収益性が高まったと説明している。
三木谷浩史会長兼社長は「今後の成長率の加速に向けて、楽天モバイルとの連携強化が鍵となる」と述べた。
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