2024.03.27 行政情報
約7000件の機能性表示食品を対象に緊急点検…自見大臣「制度全体の検証も必要」
小林製薬の紅麹原料をめぐり、自見はなこ消費者担当大臣は3月26日の記者会見で、同社から機能性表示食品の届出撤回の申し出があったことを明らかにした。また、既に届出が行われた約7000件の機能性表示食品についても緊急点検を求めるよう消費者庁に指示し、その結果も踏まえながら機能性表示食品制度全般を検証する考えを示した。
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報告の遅れに「誠に遺憾」
届出撤回の申し出があったのは、小林製薬の機能性表示食品「コレステヘルプ」など8件。26日時点では申し出の段階にあり、届出撤回に至っていない。ZERO PLUSの「悪玉コレステロールを下げるのに役立つ 濃厚チーズせんべい」については、撤回の申し出を受けていないという。
機能性表示食品は不特定多数の消費者が使用し、急速に被害が拡大する恐れがあるため、消費者庁はこれまでに届出が行われた約7000件について総点検を行う。健康被害発生の有無、被害情報の収集と行政機関への報告体制などについて報告させる。
また、自見大臣は、小林製薬から消費者庁への報告が遅れたことに不快感を示した。報告があったのは、同社が22日に開いた記者会見の直前だったと説明し、「誠に遺憾である」と述べた。
機能性表示食品の安全性に「疑念を抱かせる」
自見大臣は「現時点でさまざまな情報を収集中で、因果関係がはっきりしない中で、点検の結果も踏まえて、機能性表示食品制度全体の検証を行う必要があると考えている」と説明。「機能性表示食品の安全性そのものに疑念を抱かせる深刻な事案ととらえている」とし、同制度の適切な運営に努めるとした。
消費者庁は同日、ホームページ上で、小林製薬の紅麹商品の購入者に向けて、直ちに摂取を中止し、体に異常を感じた場合には医療機関を受診するように注意喚起した。
機能性表示食品を利用する場合には、1日あたりの摂取目安量や摂取方法を守り、過剰な量を摂取しないように呼びかけている。
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