2024.03.26 行政情報
「紅麹」機能性表示食品の2社に安全性に関する科学的根拠の再検証を求める…消費者庁
紅麹原料を配合した機能性表示食品の問題を受けて、消費者庁が小林製薬など2社に対して、届け出た安全性の科学的根拠を再検証し、報告するよう求めていることが3月25日、明らかになった。
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記者会見が行われた22日に2社へ通知
小林製薬が記者会見を行った22日、消費者庁は小林製薬と、同社の紅麹原料を用いた機能性表示食品を販売するZERO PLUSの2社に、文書で通知した。
消費者庁では、2社が届出資料に安全性を十分に確認した旨を記載していたのにもかかわらず、機能性表示食品の摂取が健康被害に関係した疑いが持たれたことを重く見ている。
4月5日までに回答、届出撤回は各社の判断に
機能性表示食品として販売する場合、事業者は有効性と安全性に関する科学的根拠などを消費者庁へ届け出る。届出資料に不備がなければ、消費者庁のホームページで公表される仕組みとなっている。
安全性に関する科学的根拠について、小林製薬の「コレステヘルプ」は「喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している」とし、同じ内容の商品を2018年から20万食以上販売して、重篤な健康被害は報告されていないと記載していた。
ZERO PLUSの「悪玉コレステロールを下げるのに役立つ 濃厚チーズせんべい」は、「既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認」としていた。
しかし、安全性に疑問が出てきたことから、消費者庁では2社が届け出た安全性に関する科学的根拠の再検証が必要と判断。これまでに把握した事実関係や原因究明の進捗状況なども報告するよう求めた。回答期限は4月5日としている。
一方、機能性表示食品の届出を撤回するかどうかは、2社が自ら判断することになる。
(木村 祐作)
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