埼玉県内の事業者を対象に県産品の海外向け販路開拓を支援

　ジェトロ埼玉では、越境ECを活用した米国市場への販路開拓を考える埼玉県内事業者を対象に県産品の海外向け販路開拓を支援する。コロナ禍にあって、デジタルツールを効果的に併用しながら、食品・飲料、生活雑貨などの「SAITAMA」ブランドを米国市場に向け販売する考えを示している。

　そのため、日本の商品に興味を持つ世界中の購入者が集まる越境ECモール「eBay」に特設ページを開設し、埼玉県産品の販売促進に向け、SNSやインフルエンサーを通じた販売プロモーションも展開するとしている。

越境EC専門家によるコンサルで海外展開を支援

　ジェイグラブは、越境ECモールeBay内で、『SAITAMAブランド特設サイト』の開店・運営サポートを行う。同時に、イーベイ・ジャパン公認コンサルタントの資格をもつ越境EC専門家が、訪問やオンラインによる個別相談を通じ、越境ECサイトや海外ECモールの開店、集客、運営、売上アップに向けた課題解決やアドバイスなど、企業ニーズに寄り添ったきめ細かいコンサルティングを行うことで事業者の海外販路拡大に取り組む。

　受託販売の期間は、10月1日～2022年1月31日。埼玉県内に拠点を置く「（株）ANBER」「（株）HP」「O'FIELDS」「首都圏アグリファーム（株）」「（株）真工社」「合同会社橙緑屋」「（株）ナガホリ」「美里オーストリッチファーム（株）」など、染物業やふろしき製造業装飾、クロムめっき業をはじめ、ベビー用品や日用品などの総合卸、ウィッグ・アクセサリー卸、野菜の生産・加工・販売を手がける企業などが出品を予定している。

　■『SAITAMAブランド特設サイト』　https://www.ebay.com/usr/saitamamall