2020.02.14 通販会社
ベガコーポレーションQ3は黒字転換、自社EC売上比率が過去最高に
(株)ベガコーポレーションが13日発表した2020年3月期第3四半期(19年4~12月)決算は、売上高が前年同期比0.4%減の98億4000万円、営業利益は1300万円(前年同期は営業損失1億6600万円)、純利益は1300万円(前年同期は純損失1億4900万円)となった。
旗艦店の売上高が過去最高に
家具EC事業「LOWYA」を運営する同社は、利益改善に向けた取り組みによりSCMの仕組みを見直した。また、WEB広告の強化や、新技術を駆使した自社開発の新サービスをリリースするなど、新規アクセスの拡大とサービスを拡充することで旗艦店(本店=自社サイト)への集客に努め、旗艦店の売上高は前年同期比42.9%増と四半期では過去最高。売上比率も全体の34.4%と上昇した。
自社サイトの売上比率は過去最高を記録したが、その分各ECモールでの売上比率は減少した。売上比率のトップは楽天市場店で同25.6%減、2位は旗艦店、3位はAmazon店で32.6%減、4位はYahoo!ショッピング店は10.4%減となった。
暖冬の影響で季節商材が伸び悩み
損益面では、第1四半期で収益改善が確認できたことに伴い、第2四半期からWEB広告投下を再開。アクセス数は前年同期比40.1%増と順調に伸びたものの、消費税増税による駆け込みの反動や、暖冬などの影響による季節商材の伸び悩みで、売上高は前年同期を下回る結果となった。
越境ECプラットフォーム「DOKODEMO」は好調
また、継続的に既存商品の販売価格および商品構成の見直しを実施した結果、前年同期比で売上総利益率が改善した。SCMの取り組みとしては、保管効率の見直しや在庫量の適正化により、一部の倉庫減床や入庫数の抑制を図り、保管費や物流外注費を削減した。今後の在庫適正配置に向けては、倉庫管理システム導入の準備を引き続き進めている。
こうした利益改善の効果から、前年同期比では減収増益という結果になった。新規事業として取り組んでいる越境ECプラットフォーム事業「DOKODEMO」は、サイトの利便性向上やシステム改修を重ね、アクセス数、会員数も順調に推移。直近の実績では、中国大陸をはじめ、オーストラリア、米国などの多岐にわたる国と地域のユーザーが利用。また、出店企業数の拡大に尽力しながら、効果的な広告投資を行ってきた。
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