2019.11.27 ECモール
アリババ、香港証券取引所で上場…今年最大のIPOに
中国のアリババグループ・ホールディング・リミテッドは26日、香港証券取引所に上場した。現時点では今年最大の新規株式公開(IPO)となるという。
現地デモ影響し8月上場予定が延期
アリババは、2014年に米ニューヨーク市場に上場しているが、中国本土の投資家よる売買が容易になるよう、香港市場にも上場した。8月に上場を検討していたが、大規模デモで市場環境が悪化して延期していた。
同日の上場セレモニーには、淘宝網(タオバオ)や天猫、天猫国際、Lazada、AliExpress、フリギー、アリペ イ、アリババクラウド、菜鳥網絡(ツァイ二ャオ)といったアリババグループのサービスに関わる消費者や加盟店、インフルエンサー、IoT専門家、起業家などが4大陸の8か国から参加。一緒に銅鑼を鳴らして上場を祝った。
5年で流通総額155兆円へ
今年が創業20年になるアリババグループは、世界最大の流通総額を持つ電子商取引・ITサービス持株会社だ。子会社を通じて、主に「Alibaba.com」で企業間EC事業を展開。今後5年間で、10億人以上の中国消費者を含む世界中の消費者にサービスを提供し、プラットフォームを通じて10兆元(155兆円)以上のGMV(流通総額)を生み出す目標を掲げている。
2036 年までの長期的な目標として、世界中の20億人以上の消費者にサービスを提供し、1億人以上の雇用創出をはじめ、1000万社の中小企業がプラットフォームで収益を上げられるように成長させることなどを掲げている。
ダニエル会長「時代にも感謝」
アリババグループのダニエル・チャン会長兼CEOは、あいさつで「これまでの20年間にわたって、未来に向けた探求、継続的なイノベーションに私たちとともに取り組み、さらに試行錯誤も一緒に重ねてきた」と、アリババグループを支えてくれた多くの関係者に感謝。
そのうえで、「もちろん、われわれがいるこの時代にも感謝しなければいけません。われわれはテクノロジーを活用してお客様、ビジネスパートナーを支援し、ともにデジタルエコノミー時代を歩んでいきたいと考えています」と述べた。
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