2014.09.11 調査・統計
危険ドラッグ通販サイト、消費者庁が集中取締り実施
消費者庁は9月8日、危険ドラッグの通信販売サイトのうち、特定商取引法上の表示義務に違反するおそれのある運営業者に対し、表示の是正を要請する集中的な取り締まりを実施した。
同庁は、危険ドラッグの通信販売サイトに対し、8月から特定商取引に関する法律の規定に基づく集中的な取締りを実施。消費者庁が選定した通販サイト146サイトを調査し、そのうち特定商取引法上の表示義務(事業者名、住所、電話番号等の表示義務)に違反しているおそれがある77サイトの運営業者に対して、(1)特定商取引法上の規定に違反しているおそれがある部分を是正すること、(2)同庁からの要請後1カ月を経過しても是正が確認できない場合は、通販サイトのURLや運営業者名等を公表する可能性があることを通知した。
今回の調査でも昨年同様、危険ドラッグの通販サイトの多くで事業者名の欠陥が47件、住所が43件、電話番号が15件と、連絡先が欠落していた。通販サイト運営業者が、自らを特定する情報を隠して、通信販売を利用する傾向が続いている。
また、該当する通信販売サイトにインターネット接続サービスを提供する13のインターネット接続業者に対しても、当該接続サービスの提供停止の措置を講じるよう協力を要請した。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
機能性表示食品の基礎と落とし穴
-
2
オリジナル商品 Webデザインシミュレーター『i-DESIGNER』
-
3
【生成AI×EC】EC運営でのAI活用方法
-
4
【AIタッガー】SEO×AI検索時代の“見つかる力”を最大化
-
5
クロスセルを促進して顧客単価を向上!レコメンドサービス
ニュースランキング
-
1
【12月19日15時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
2
アスクル、「ASKUL」サービスで東京・関東DCの物流システムによる出荷再開
-
3
デジプラ透明化法に基づく評価、ECモールはアカウント停止理由や「苦情」の定義が課題に…経産省
-
4
「カシューナッツ」アレルギー表示の義務品目に…来春施行、経過措置は2年間
-
5
メルカリと駿河屋が資本業務提携、エンタメ・ホビーのグローバルコマース推進
