2026.10.23 調査・統計
ECサイトの不正原因「特定できず」が34.5%…DGビジネステクノロジー
DGビジネステクノロジーが10月22日発表した「ECサイトにおけるセキュリティ対策に関する調査」の結果から、ECサイト運営に携わる3人に1人が、ECサイトで発生した不正の原因・手口を十分に特定できずにいる様子が浮かび上がった。
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3Dセキュア義務化後も不正発生件数は高止まり
調査は8月21~23日、ECサイト運営に携わる20~50代の330人を対象にインターネット上で行った。
3Dセキュア導入の原則義務化後の不正発生件数について、全体の約7割が「変わらない」または「増加した」と回答。発生・増加傾向にある不正の手口は、「クレジットカードのなりすまし利用(3Dセキュア突破・すり抜け)」が最も多く、次いで「初回限定クーポン・ポイント等の不正取得・悪用」「転売目的の買い占め・ボット攻撃」が続いた。
今後強化したいセキュリティ対策は、「社内セキュリティ体制の構築・従業員教育」「システムの脆弱性対策」の順となった。
被害額を把握できていない人も3割強
ECサイトで発生した不正の原因・手口をどの程度特定できているのかを聞いたところ、3人に1人が十分に特定できていないことがわかった。
内訳を見ると、「ほぼすべての不正について原因を特定できている」が11.5%、「ある程度特定できている」が30.0%。一方、「ほとんど特定できていない」が12.4%、「一部の不正しか特定できていない」が22.1%となり、全体の34.5%で十分な原因究明ができていなかった。
また、直近1年間の不正被害による返金・チャージバック・商品ロスなどの損失額の把握状況については、「正確に把握できている」が13.0%、「ある程度把握できている」が32.1%となった。これに対し、「まったく把握できていない」は10.3%、「あまり把握できていない」も22.1%を占めた。
不正の原因究明や手口の特定を阻む要因として、「セキュリティの専門知識を持つ人材の不足」「不正の手口の高度化・多様化」「最新の不正手口に関する情報不足」が上位に挙がった。
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