2026.07.23 調査・統計
AIによる「買い物代行」の需要形成、商品選びの“疲れ”も背景に
メルカートが7月22日発表した「ECサイト利用時のAI相談に関する調査」の結果から、AIが商品選びから購入までを代行する「エージェンティックコマース」という言葉を知らない消費者が半数を占めた一方で、AIによる買い物代行機能の利用について8割以上が前向きな回答を寄せるなど、「AIに買い物を任せたい」という需要が形成されている様子が浮かび上がった。
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エージェンティックコマースを「知らない」は5割
調査は3月18日~19日、ECサイトで商品を購入した経験があり、購入時にAIで調べたり、相談したりすることがある20~60代の消費者を対象に実施した(有効回答数400人)。
「エージェンティックコマース」を知っているかどうか聞いたところ、「まったく知らない」と回答した人が50.8%を占めた。「意味まで詳しく知っている」は22.3%だった。
一方、AIが消費者の予算・嗜好を理解して、決済まで代行する機能の利用の意向については、「日用品などのルーチン購入なら利用したい」が38.5%で最も多かった。次いで「積極的に利用したい」(28.5%)、「AIが選んだものを最後に承認するだけなら利用したい」(19.0%)が続き、これらを合わせると、利用に前向きな消費者は86.0%に上った。
商品選びの「決定疲れ」が76.3%
また、AIに推奨された商品を「購入したことがある」は43.0%、「購入はしていないが、購入の候補に入れた」は36.0%で、AIの推薦を購買の検討に取り入れたことがある人は約8割に上った。
商品選びで失敗しないために、時間をかけすぎてしまう“決定疲れ”の経験を持つ人は、「よくある」(25.8%)と「たまにある」(50.5%)を合わせて76.3%を占めた。買い物でAIを利用する理由でも、「自分で多くの商品を見比べ、決断することに疲れを感じるから」が24.5%となった。
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