2026.06.18 調査・統計
データ統合の有無で経営判断スピードに3.6倍の差…メルカートの調査
メルカートが6月17日発表した「データ統合に対する意識調査」の結果から、経営層の4人に1人が「AIに期待していない」と考えている様子が浮かび上がった。データ統合の有無によって、経営判断のスピードに3.6倍の開きがあることも判明した。
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4人に1人が「AIに特に期待していない」
調査は3月25~26日、EC事業を手がける企業の経営層の400人を対象に、インターネット上で行った。
AI導入によるEC経営の変革で期待する点を聞いたところ、「特に期待していない」(24.3%)が最も多かった。次いで、「攻めの在庫管理・販促計画」(22.8%)、「LTV最大化」(20.8%)が続いた。
また、AIの仕組みに対し、慎重または無関心な層が全体の5割強を占めた。その内訳を見ると、「ツールとしては使うが、最後は人間が判断すべき」(14.8%)、「懐疑的」(9.8%)、「必要性を感じない」(9.0%)、「特に何も感じない」(18.8%)となっている。
AI活用の土台となるデータ統合に遅れ
次に、AIに期待すると回答した294人に、自社のデータ統合の現状を聞いた結果、「統合済み」と「進行中」を合わせて、データ統合に取り組んでいる企業は51.7%にとどまった。AIに期待を寄せながらも、約半数の企業でAI活用の土台となるデータ統合が遅れている状況にあった。
「経営会議などで複数データをまたぐ集計が必要な数字を求められた際、手元に届くまでにどのくらいの時間を要するか」について、データの統合済み企業と未統合の企業に分けて集計した。その結果、「即時取得」は統合済み企業が58.8%、未統合の企業が16.2%となり、経営判断のスピードに3.6倍の差が生じていることがわかった。
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