2025.03.28 行政情報
「後払い決済」「コード決済」を利用した取引でトラブル増加…消費者委員会の調査会
消費者委員会の「支払手段の多様化と消費者問題に関する専門調査会」が3月28日開催され、国民生活センターはキャッシュレス決済を利用したインターネット通販などによる消費者トラブルのうち、「後払い決済」「コード決済」に関するものが増加していると報告した。
年度別相談件数(国民生活センターの資料より)
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「後払い決済」の相談は4万8800件
国民生活センターによると、後払い決済を利用した取引の消費者相談は増加傾向にあり、2024年度(2月末まで)は4万8800件に達した。コード決済を利用した取引のトラブルも目立つようになり、2024年度(同)に5475件が寄せられた。
後払い決済については、決済事業者による通販サイトのチェックが甘いケースがあると指摘。販売業者と交渉が難航した場合には、「決済事業者にも協力を求めるが、やってみますと言ってくれるところと、そうでないところがある」(相談情報部)と説明した。
コード決済では、事業者から指示されたとおりに返金手続きを行ったが、逆に送金してしまったという「〇〇ペイ返金詐欺」も登場。消費者が自ら操作した場合は、コード決済事業者の規約によって補償が受けられないことが多く、注意を呼びかけた。
悪質な海外通販サイトが利用する「代引」
同センターによると、プリペイド式電子マネーは、出会い系サイトやサポート詐欺などに利用される事例が目立つ。サポート詐欺では、パソコンのセキュリティサポート代金として「コンビニでプリペイド式電子マネーを〇万円分買ってくるように」と事業者から指示されて、購入後にコード番号を伝えてしまったという相談が見られる。コードを教えてしまうと、事業者が金額を自由に使うことができるため、支払った金銭を取り戻すことは困難と指摘した。
代引配達については、粗悪品を売りつける海外通販サイトなどで用いられる傾向がある。また、届いた商品の荷札に記載されている事業者は、販売業者から委託されたケースが多く、交渉が進まないという。
(木村 祐作)
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