2024.12.13 行政情報
栄養強化目的の食品添加物も表示義務化、食品表示基準を改正へ
消費者庁は12月13日、食品表示懇談会(湯川剛一郎座長)を開き、加工食品の栄養強化を目的として使用した食品添加物についてもパッケージへの表示を義務づけるため、食品表示法に基づく食品表示基準の改正案を示した。
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今年度内にパブコメ募集
栄養強化を目的とした添加物の表示義務化については、同懇談会が今年3月に公表した「取りまとめた」で、食品表示基準の改正案を進める方向性が示されていた。
現行の食品表示基準は、表示を免除する添加物として「加工助剤」「キャリーオーバー」のほか、「栄養強化の目的で使用されるもの(特別用途食品および機能性表示食品を除く)」を規定。改正案では、免除規定から栄養強化目的の添加物を削除するとしている。
消費者庁は今年度内に、食品表示基準の改正案に対するパブリックコメントを募集する。その後、内閣府の消費者委員会による議論を経て、一定の経過措置期間を設けて施行する計画だ。
ビタミンCなど本当の目的は酸化防止のケースも
現行制度は栄養強化で使用した場合に表示を免除しているが、酸化防止の目的でビタミンCやビタミンEを使用したのにもかかわらず、栄養強化が目的であるとして表示を免れるケースなども散見される。
これに加え、一般消費者にとってわかりやすい表示を目指す観点から、原則すべての加工食品に表示する方向で検討が進められてきた。
(木村 祐作)
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