2024.05.02 調査・統計
下がり続けるトクホの認知…「効用を感じた」は購入者の1割強にとどまる
マイボイスコムが5月1日発表した「特定保健用食品の利用に関する調査」の結果によると、特定保健用食品(トクホ)がどのようなものかを理解している消費者は約46%で、2015年の調査以降、減少傾向が続いている。また、トクホ購入者のうち、効用を感じたと回答した人は1割強にすぎないこともわかった。
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直近1年間にトクホを購入した人は4割強
調査は4月1日~7日、MyVoiceのアンケートモニターを対象に、インターネット上で実施した(回答者数9351人)。
トクホの認知については、「どのようなものかわかる」「名前を聞いたことはあるが、どのようなものかわからない」を合わせると、約95%に達した。しかし、「どのようなものかわかる」は45.7%にとどまり、2015年以降の調査で減少傾向が続いている。
直近1年間にトクホを購入した人は4割強を占めた。購入商品(複数回答)を見ると、飲料では「茶系飲料」が26.4%、「清涼飲料」「炭酸飲料」「乳酸菌入り飲料」が約7~8%。食品では「ヨーグルト、飲むヨーグルト」が8.9%となった。
「効用を感じない」は約47%
購入者のうち、トクホの効用を意識して選ぶ人は32.9%を占めた。意識して購入したトクホの効用(複数回答)を聞いたところ、「コレステロールが高めの方に適する」「食後の血糖値の上昇を緩やかにする」がそれぞれ4割弱、「お腹の調子を整える、便通改善」「食後の血中中性脂肪が上昇しにくい、または身体に脂肪がつきにくい」がそれぞれ3割強に上った。
購入者のうち、効用を感じたと回答した人は、「効用を感じた」「やや効用を感じた」を合わせて1割強にすぎなかった。10~30代の男性や10~20代女性で比率が高くなる傾向が見られた。一方、効用を感じないと回答した人は約47%を占めた。
トクホの購入意向者(「購入したい」「まあ購入したい」の合計)は約25%で、直近1年間に購入した人では5割強、購入未経験者では約5%だった。
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