2023.10.11 調査・統計
生成系AI活用めぐり「経営陣と現場でギャップ」が浮き彫りに
(株)グロースX(東京都渋谷区)が10日発表した「大企業のAI活用実態」に関する調査結果から、生成系AIの活用をめぐり、大企業のDX担当者の約9割が経営陣と現場でギャップを感じている様子が浮かび上がった。

高いレベルで活用できているのは27.9%
調査は9月15日~19日、DX推進業務に担当者として携わっている大企業(従業員1000人以上)の会社員111人を対象に、インターネット上で実施した。業務上の生成系AI活用に対する関心を聞いたところ、「とてもある」が64.9%、「ややある」が29.7%を占めた。勤務先の生成系AIの活用レベルについては、「業務での活用によって顧客に新たな価値創造を提供できている」が27.9%、「業務での活用によって効率化に繋がっている」が24.3%、「触ったことはあるが業務での活用はできていない」が17.1%の順となった。
「業務での活用によって顧客に新たな価値創造を提供できている」と回答した人に対し、活用内容を質問すると、「データ漏洩やサイバー攻撃のリスクを軽減」「新製品・サービスの開発やテスト」「定型業務プロセスの自動化」がトップ3だった。
次に、「業務での活用によって顧客に新たな価値創造を提供できている」と回答した人以外を対象に、生成系AIの課題を聞いた。その結果、「社員の知識レベルがバラバラである」「活用のための適切なシステムが導入されていない」「十分なリテラシー(扱える知識)がない」が上位を占めた。
「経営陣の期待が高く、現場は後ろ向き」が38.4%
生成系AIの活用について期待感の違いなどで、経営陣と現場でギャップを感じることがあるかという質問では、「とてもある」が46.8%、「ややある」が42.3%。具体的な内容を見ると、「経営陣の期待が高く、現場は後ろ向き」が38.4%、「現場の期待が高く、経営陣は後ろ向き」が36.4%などだった。
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