2023.08.16 通販会社
夢みつけ隊1Qは大幅減収、赤字幅が拡大…上場維持が困難に
中高年男性をターゲットにした「付加価値訴求型通販」を展開する夢みつけ隊(株)がこのほど発表した2024年3月期第1四半期(23年4~6月)連結決算は、売上高が前年同期比47.0%減の5100万円、営業損失は1000万円(前年同期は300万円の営業損失)、四半期純損失は100万円(前年同期は2500万円の当期純利益)となった。

▽関連記事
22年通販市場は6.6%増の15兆4263億円に…EC好調・カタログ通販は減少
▽関連記事
22年通販市場は6.6%増の15兆4263億円に…EC好調・カタログ通販は減少
販売用不動産を売却
通販小売事業は、経費の削減のためカタログの種類を絞り、コンスタントに発行。売上高は同61.5%減の2800万円、セグメント利益は同88.4%減の100万円未満となった。不動産事業は、売上高が前年同期比15.1%減の700万円、セグメント利益は同38.6%減の300万円。販売用不動産の売却を行うとともに、所有する不動産の賃貸を行っている。
グループ会社のライフステージ(株)が運営する介護事業は、売上高が前年同期比5.7%増の1500万円、セグメント損失は0百万円(前年同期は100万円のセグメント損失)となった。介護施設を運営し、デイサービスを行っており、引き続き、売上高の増加をめざし、利用者数増加のための営業活動の活性化、利用者へのサービス向上の取り組みを進めている。
スタンダード市場の維持へ計画書を更新
売上高、利益面とも厳しい内容となったが、同社のスタンダード市場の上場維持も厳しくなっている。上場維持基準の1つである「流通株式時価総額」を充たしていないことから、2021年12月28日付で作成、提出した「スタンダード市場の上場維持基準の適合に向けた計画書」を再度、「更新版」として23年6月30日付で作成している。同社は、上場維持基準の「株主数」(400人以上)、「流通株式数」(2000以上)、「流通株式比率」(25.0%)は充たしているが、「流通株式時価総額」(10億円以上)が、23年3月31日時点で6億9000万円。最初の計画書と同額の状態になっている。
株価上昇が必須の状態に
基準を充たすための期間は、24年3月期末までを改革期間とし、それ以降は27年3月期末を期限に、売上向上の成長期と位置付けていた。同社は充足できていない主要因は株価の低迷にあり、原因は売上高営業利益率の低下とした上、株式の価値を高めるための取り組みを実施し、期限の27年3月期末時点で売上高10億円、営業利益2億円を掲げている。この目標に対し、22年3月期時点の売上高は5億5000万円、営業利益は-500万円。23年3月末時点では、それぞれ2億6000万円、-3600万円。取り組みに遅れが出ていることから、「更新版」では、最初の計画書にあった24年3月期末までの改革期間を「25年3月末まで」とし、それ以降の27年3月期末までの「成長期」を「売上の向上期間」と変更した。
また、カタログ1刷当たりの売上増額と増刷を、それぞれ30%向上を目標にしていたが、23年5月時点では収益性の低いカタログの休止とリニューアルの準備段階にとどまっている。さらに、コーポレートガバナンス強化の観点から掲げていた、独立社外取締役選任(1人)は同時点までの営業赤字を理由に実現できていない。
▽関連記事
22年通販市場は6.6%増の15兆4263億円に…EC好調・カタログ通販は減少
▽関連資料
【初期費用無料】シニア女性を集客。新聞・雑誌・ラジオの成果報酬型広告
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【楽天市場】RPP広告チェックリスト2025
-
2
【無料公開】食品EC「カオスマップ」2025 – 食品EC業界の最新動向
-
3
Amazon:販売数アップのためのSEOキーワード・販売戦略
-
4
機能性表示食品の体験談で注意すべきポイント ーひざ関節商材の事例で考えるー
-
5
あらためて整理!二重価格のルール 景表法の視点で読み解く正しい価格表示のポイント
ニュースランキング
-
1
JADMA、悪質広告を指南する広告代理店・コンサルタントを問題視…消費者委員会がヒアリング
-
2
CBN製品、6月1日から取り締まり…精神毒性が懸念されるなか、今もECモールで販売中
-
3
ZenGroup、海外向け文房具ECでサブスクボックス「静かな雨」を発売
-
4
アマゾン、新幹線の業務用スペースを活用した商品輸送に取り組む
-
5
【5月30日9時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
