2023.05.29 通販支援
博報堂・慶大などが「メタバース未来社会デザインプロジェクト」発足
(株)博報堂の専門組織・博報堂行動デザイン研究所とHAKUHODO-XRはこのほど、慶応大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の未来社会共創イノベーション研究室と、メタバース空間における行動変容を研究し、持続可能な未来社会のデザインを推進する共同プロジェクト『メタバース未来社会デザインプロジェクト』を立ち上げた。

学際的・実践的な研究を基にソリューション開発を推進
メタバース空間はデジタルネイティブな若者層にとどまらず、高年齢層まで利用が拡大していくことが予想され、一般生活への普及、浸透が見込まれている。エンタテインメント・ゲーム・ファッションといった分野での利活用が先行して進展しつつある状況だが、まちづくり・行政・公共・移動・教育などの分野でもメタバース空間の利活用が検討され始めている。
3者は、それぞれの知見を活かすかたちで、現実世界とメタバース空間における生活者の意識・行動の差の把握など、メタバース空間利活用の現状と課題、社会生活における潜在的な可能性を明らかにしながら学際的・実践的な研究を行い、研究を生かしたソリューションの開発も推進していく考えだ。
メタバース空間で生活者が求めることを把握
メタバースの本来の目的は、仮想空間の利活用のみならず、リアルな社会を良くするためのものであるはずとの想いを共通に、プロジェクトでは「メタバース空間で創作されるべき未来シナリオはどうあるべきか」「メタバース空間での自立した価値はどうあるべきか」などのテーマについて、調査と議論を進める。
具体的には、メタバース空間において生活者が何を求めて行動しているのか把握する定量的な調査を実施。また、アーリーアダプターを有する慶大の研究室メンバーとともに、定性的な調査にも着手した。さらには一般企業にも参加を仰ぎ、将来的に地域社会の現実空間の活性化にもつながるようなメタバース空間の実現に向けて活動を進めていく予定でいる。
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