2023.05.11 ECモール
JR四国、通販事業を再構築…今秋に特産品のサブスクを開始へ
四国旅客鉄道(株)(JR四国)は今月26日に、競争激化により業績が低迷していた通販事業をいったん終了し、今秋をめどに新たなインターネット通販事業を立ち上げる。

「産直ステーション夢四国」のサイトより
「産直ステーション夢四国」のサイトより
カタログ通販とネット通販で特産品を販売
同社は、1990年にカタログ通販「ふる里エキスプレスStation」によって通販事業に参入。これを皮切りに、2011年にはインターネット通販サイト「産直ステーション夢四国」を開設した。
取り扱い商品は、地域色を生かした食品が中心。フルーツトマトやマスクメロンなどの野菜・果物、瀬戸内や土佐で獲れた魚介類、高知県四万十のウナギの蒲焼き、地域ブランドの豚肉や鶏肉、冷凍さぬきうどんといった特産物を提供してきた。
21年には10月14日の「鉄道の日」に合わせて、同サイト内に鉄道部品マーケット「よんてつひろば」を開設。全国の鉄道ファンに向けて、2000系特急型気動車の部品販売を手がけてきた。
競争激化で赤字体質に陥る
同社広報室によると、同社の通販事業は競争激化によって伸び悩み、赤字体質から抜け出せないでいた。22年度の通販売上高は、ピーク時の約6割にまで落ち込んだという。
このため、今月26日付で「ふる里エキスプレスStation」と「産直ステーション夢四国」の閉店を決定。商品の注文受付、ポイントの利用ともに同日までとしている。
今後の取り組みとして、今秋をめどに、新たなネット通販事業をスタートさせる計画だ。地域の特産物を定額で毎月配達するサービスを想定している。
「よんてつひろば」については、「銘品館」「おみやげどころ」を展開する四国キヨスク(株)が継承する。
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