2023.05.09 通販支援
ファンコミ1Qは営業利益7.3%増、「A8.net」はコロナ前の水準まで回復
(株)ファンコミュニケーションズが8日発表した2023年12月期第1四半期(1月~3月)連結決算は、売上高が前年同期比4.5%増の19億1900万円、営業利益が同7.3%増の6億2800万円、純利益は同1.5%減の3億8900万円となった。

「CPAソリューション事業」の売上高は6.9%増
既存事業の再成長、新規事業の企画・開発、生産性向上に向けた取り組みに注力。主要事業のインターネットマーケティングサービス分野では、消費者のデジタルシフトが進み、コロナ禍を契機とした社会や働き方の多様化、デジタル施策へが加速する中、インターネット広告は、大手プラットフォーマーによるSNS広告や動画広告を中心に需要が継続している。
一方、ネット広告がマスメディアとしての役割を果たす中、大手プラットフォーマーによる新たな広告効果測定モデルが出現するなど個人情報保護を意識した環境へと変化している。
主力サービスのアフィリエイト広告サービス「A8.net」、スマートフォンアプリ向けCPI広告サービス「seedApp」などを提供する「CPAソリューション事業」は、売上高が前年同期比6.9%増の15億3800万円、セグメント利益は同4.3%増の9億1600万円となった。
総売上高に占める割合は80.1%。「A8.net」の利用広告主数(稼働広告主ID数)は3341(前期末は3328)。参加メディア数(登録パートナーサイト数)は325万7599件(同320万6592件)。
定期継続購入向けの成果報酬設定で「継続型アフィリエイト機能」開始
「A8.net」はコロナ前の水準まで回復傾向で成果単価の上昇などにより売上高が増加。また、定期継続購入のすべてに成果報酬が設定できる「継続型アフィリエイト機能」をリリースした。一方、「seedApp」はゲームカテゴリの鈍化を受け、売上高が減少した。
一方の主力サービスであるスマートフォン向け運用型広告サービス「nend」などを提供する「ADコミュニケーション事業」は、売上高が前年同期比3.0%増の2億9100万円、セグメント損失は4600万円(前年同期は4900万円のセグメント利益)となった。
全体の売上高に占める構成比は15.2%。「nend」の利用広告主数(稼働広告主ID数)は103(前期末は119)。参加メディア数(登録パートナーサイト枠数)は108万2128件(同107万1327件)。
「nend」においてはプライバシー問題に準拠したApple社が提供する「SKAdNetwork」への対応に注力したほか、固定費の削減に努めた。一方、お笑いラジオアプリ「GERA」など、新規事業の企画・開発投資を拡大している。
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