2023.04.13 通販会社
ナルミヤ・インターナショナル、2月期売上高は前期を上回る
(株)ナルミヤ・インターナショナルが12日発表した2023年2月期(22年3月~23年2月)連結決算は、売上高が349億9700万円(前期309億8500万円)、営業利益は17億500万円(同14億100万円)、純利益は8億3100万円(同8億2000万円)となった。

eコマースチャネルは82億4700万円で減収
期首から収益認識に関する会計基準を適用。今期の各数値は適用後の数値となり、対前期増減率は公表していない。
行動制限の緩和、学校行事の再開など、家族の行動が活発化したことに合わせたタイムリーな商品企画、仕入れで販売機会を確保。売上高は前期を上回った。利益面でも、仕入れ原価高騰の圧力に対して、商品企画の工夫や発注数量の絞り込み、タイムリーなセールの設定などによって、業績への影響を最小限に抑えることができた。
チャネル別売上高では、eコマースチャネルが82億4700万円(前期は89億4900万円)で減収となった。百貨店、ショッピングセンター、アウトレットモールの実店舗へ客足が戻ったことや、前期に積極的に実施したクーポン施策を抑制したことなどが主な要因だ。
また、前期に実施した物流倉庫の移転とシステムの刷新は、物流コストの削減と商品の早期発送に貢献。今期にeコマース限定ブランドとして立ち上げたガールズECブランド「リセマイン」は、順調に成長している。
百貨店チャネルは93億1000万円(前期は64億2500万円)、ショッピングセンターチャネルは132億1300万円(同117億3100万円)、アウトレットチャネルは28億4400万円(同24億5500万円)となり、年間を通じて回復した。
また、特別損失として、第三者によるクレジットカードの不正利用の理由で、代金が回収できないと見込まれる損失額を貸倒引当金繰入額として8200万円計上。セキュリティ強化対策は23年1月末までに終えている。また、連結子会社の(株)ハートフィールがコロナ禍で事業拡大計画の再考で、のれんの一時償却額9300万円を計上した。
EC限定の品揃え拡大などeコマースチャネルを強化へ
出退店は、百貨店10店舗、ショッピングセンター5店舗、アウトレット3店舗、LOVST店舗2店舗を出店。百貨店26店舗、ショッピングセンター3店舗、アウトレット1店舗を退店した。
24年2月期の通期業績予想では、売上高が前期比3,5%増の362億2700万円、営業利益が同5.6%増の18億円、純利益は同9.5%増の10億7500万円をそれぞれ見込んだ。
今期は減収となったeコマースチャネルは、EC限定の品揃えを拡大し、限定ブランドをより強化する方針。併せて、リアル店舗と在庫情報の共有化の仕組みづくりに取り組み、マルチブランドの強みをさらに強化することで、細分化されたニーズに対応。新ブランド・新カテゴリーの投入を進め、再成長をめざすとしている。
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