2023.03.27 調査・統計
「サステナブルな衣服を選択」する人が4割、20代では半数に
楽天インサイト(株)がこのほど発表した『ファッションに関する調査』の結果によると、「サステナブルなファッション商品」を選ぶと答えた人は4割以上で、20代の半数が選択。同じく4割以上が、コロナ禍で衣服の実店舗での購入頻度が「減った」と答えていた。

ファッションを重視するシーンのトップは「恋人と出かけるとき」
2月13日と14日、楽天インサイトの登録モニターの中から、全国の20歳~69歳の男女1000人を対象に調査した。それによると、ファッションを重視するシーンは、男女とも「恋人と出かけるとき」「異性の友人と出かけるとき」「同性の友人と出かけるとき」が上位を占めていた。
参考にしている情報源は、「アパレル店舗のディスプレイ」(23.7%)が最も多く、「Instagram」(20.1%)、「雑誌」(20.0%)が続いた。「Instagram」は女性が10pt以上多く(男性3.1%、女性27.2%)、女性20代・30代では50%を超えていた(20代56.8%、30代50.6%)。「参考にしているものはない」と回答した男性は41.5%で、女性(25.0%)と比較して15pt以上高かった。
2022年以降の食料品の値上げによる、ファッションアイテムの購入頻度の変化を聞いたところ、すべてのファッションアイテムで、「減った」が20%を超えていた(アクセサリー31.9%、衣服27.9%、バッグ26.8%、帽子25.7%、靴22.1%)。「帽子」以外のすべてで、「減った」と回答した女性は、男性より10pt以上多かった。
着なくなった衣服の処分方法は、「自治体のゴミに出す」(67.3%)、「リサイクルショップなどに売る」(25.3%)、「タンス・クローゼットなどにしまい込んでいる」(14.1%)など。女性20代~40代では、「リサイクルショップなどに売る」(20代33.3%、30代39.3%、40代33.9%)、「ネットオークションやフリマアプリなどで売る」(20代30.9%、30代21.3%、40代20.9%)が、全体より5pt以上高く、リユースの意識が高い傾向がみられた。
サステナブル商品は「種類が少ない」というイメージも
デザインや価格がほぼ同じ「サステナブルなファッション商品」と「通常のファッション商品」のどちらを購入するかを聞いたところ、「サステナブルな商品」が42.1%、「通常の商品」は57.9%だった。「サステナブルな商品」を選択した割合が最も高かったのは20代(50.0%)で、最も低かったのは60代(31.3%)となり、年代間で違いがみられた。
「サステナブル商品」のイメージは、「種類が少ない」が38.4%、「気軽・手軽に使えない」が20.3%。一方で、「気軽・手軽に使える」は27.1%に上っていた。
数年間のコロナ禍での「ファッションへの興味・関心度合い」の変化については、59.7%が「変化なし」。衣服の「オンラインでの購入頻度」は27.7%が「増えた」。「実店舗の購入頻度」は41.6%が「減った」と回答していた。
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