2023.02.24 調査・統計
フィットネス活発化か、メンズ「水着」の物価が上昇…メルカリ物価指数
(株)メルカリが運営するメルカリ総合研究所はこのほど、『メルカリ物価・数量指数からわかる1月トレンド』を発表した。取引の活発さを示す数量指数では、プールでのフィットネス活発化の兆しなのか、メンズの「水着」がコロナ禍前の2020年1月並みに回復。物価指数では「生活家電」が21年12月をピークに下降傾向が続いている。

「水着」の数量指数が3位、過去最高の数値に
「メルカリ物価・数量指数」は、月間利用者数2100万人超のフリマアプリ「メルカリ」を活用し、取引価格と流通数量の変動状況を「メルカリ」での商品カテゴリーごとに月単位で表し、個人間商取引における消費者の需要を可視化していく取り組みだ。中カテゴリーに限定し、前年同月比で物価・数量指数が上昇、または下落した商品カテゴリーを紹介している。
それによると、前年同月比の物価上昇「TOP5」は、1位「トレーディングカード」(140.2%、物価指数は1.69)、2位「アクセサリー(メンズ)」(125.9%、1.61)、3位「水着(メンズ)」(121.3%、1.32)、4位「オーディオ機器」(118.3%、1.29)、5位「スマホアクセサリー」(118.3%、1.27)。
また、前年同月比の物価下落「TOP5」は、1位「カーテン/ブラインド」(68.5%、物価指数は1.08)、2位「テレビ/映像機器」(74.1%、1.02)、3位「イベント(チケット)」(83.2%、1.06)、4位「生活家電」(87.9%、1.08)、5位「ウィッグ/エクステ(レディース)」(88.9%、1.04)となった。
メルカリ総合研究所がピックアップしたのは「水着」と「生活家電」。「水着」の数量指数は、20年4月に発出された最初の緊急事態宣言時に急落していた。20年9月に一時回復するものの、同年10月以降、25か月間に渡って基準値を上回ることはなかった。しかし、22年11月と23年1月は基準値と同等まで回復。また、この動きに合わせるように、物価指数は「1.32」となり、過去3年間で最高の数値を示している。
生活家電は21年12月をピークに下降傾向が継続
「生活家電」カテゴリーは、「PC周辺機器」「イヤホン」「洗濯機」「冷蔵庫」「アイロン」などの家電が出品されるカテゴリー。物価指数は21年12月をピークに下降傾向が続いている。数量指数は一定の水準を保ちながらも徐々に上昇し、23年1月は過去3年間で3番目に高い数値を示している。
メルカリ総合研究所の志和あかね研究委員によると、今回の「水着」の取引を見ると、ほとんどが「競技用」。新しいことを始める年の初め、ジムに入会して、プールでのフィットネスにチャレンジする人が多くなっているのかも知れない。また、「生活家電」カテゴリーを詳細に見ると、基準時から最も数量指数が上昇した商品は「洗濯機」だった。これから本格的に新生活シーズンを迎えるにあたり、このような家電製品取引の活発化も予想されるとしている。
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