2023.01.10 通販会社
ハニーズHD、2Qは純利益59%増…EC売上は25%増の25億円に
(株)ハニーズホールディングスがこのほど発表した2023年5月期第2四半期(22年6月~11月)連結決算は、売上高が前年同期比14.2%増の260億6700万円、営業利益が同57.1%増の30億8500万円、純利益は同59.5%増の21億7300万円となった。

外出需要の回復で業績向上
売上高および売上総利益の確保により、増収増益となった。売上高は、猛暑日や局地的な大雨・台風などの天候要因があったほか、コロナ禍の影響も第7波の拡大があったものの、影響は従前より緩和。外出需要が回復基調となって売上も伸長し、増収となった。
収益面では、EC事業の伸長に加え、商品の適時投入によるプロパー消化の精度向上と販売チャンスロスの低減、値引きの抑制に努めた。また、高いアセアン生産比率の維持とミャンマー生産比率の向上によって安定的な商品供給を行った結果、売上総利益率は59.6%を確保。前年同期と同率となり、高い水準を維持した。
自社サイトがEC事業を牽引
EC事業の売上高は前年同期比28.0%増の25億円。EC化率は同8.9%から10.0%となった。自社ECサイトの売上高は、EC売上高の60%を占め、事業の成長を牽引。検索機能の充実などユーザビリティ向上に注力したほか、SNSなどを用いたコーディネート提案、WEB限定や店舗合同イベントの随時開催など、積極的な販促活動を行った結果、伸長した。
また、拡充した「店舗受取機能」の利用状況が好調に推移。通常4000円以上で送料無料となるところ、1点購入から無料となるため、買上件数の30%程度の利用がある。店頭での「ついで買い」にもつながっている。
店舗展開については、引き続きスクラップアンドビルドを進めた結果、第2四半期末の国内店舗数は870店舗となった。ミャンマー事業は、前年同期比で増収増益を確保。ミャンマー子会社の生産効率向上による収益が売上総利益率を0.5%押し上げた。
通期業績予想を上方修正
こうした業績動向から、23年5月期通期業績予想を上方修正した。売上高は505億円から520億円(前期比9.0%増)、営業利益は55億円から60億円(同20.2%増)、純利益は35億円から39億円(同19.8%増)を見込んだ。
原材料高や為替要因などで仕入コストが上昇するなか、商品価格の一部見直しを行ったが、顧客理解も得られ、客数や買上点数への影響も軽微であることに加え、行動制限もなくなり、外出需要が回復していることで、売上高が予想を上回る見込みとなった。
一方、商品原価の上昇や仕入れにかかる為替要因も引き続きあり、人件費や資源価格の上昇・円安を受けた物価上昇もあり、販売費及び一般管理費は増加する見込み。プロパー消化の促進、値引き販売の適時抑制、アセアンでの安定した商品供給体制の維持をめざす。
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