2022.11.11 通販会社
オイシックス2Qは減収減益、物流トラブルから収益性が改善
オイシックス・ラ・大地(株)が10日発表した2023年3月期第2四半期(22年4月~9月)連結決算は、売上高が前年同期比1.3%減の554億5000万円、営業利益が同50.0%減の16億7200万円、純利益は同58.6%減の8億9200万円となった。

物流トラブルのリカバリーで収益性改善へ
国内宅配の「Oisix」「大地を守る会」「らでぃっしゅぼーや」の主要3事業の売上減は前年同期比10億円。ARPUの売上減が同13億円で、会員数増による売上増が同3億円。会員数はOisixがけん引し、3事業で約9500人の増加となった。
ARPUは主要3事業とも前年同期比5%~6%減(コロナ禍前比4%~12%増)。EBIDAは前年同期比34%減の27億7000万円となった、高止まりで利益率が特別に上昇していた前年と比べて減少したが、Oisix新海老名ステーションの物流トラブルのリカバリーや収益力強化施策が順調に進み、当初見通しを上回った。
物流トラブルの収益性改善については、上期中に移転以前のコスト水準へ回復させるという活動を計画通り実施。期初時点で2ポイント悪化していた物流コストは、10月から移転以前のコスト構造に回復し、下期からは収益力良化フェーズに移行する。
なお、同社は10月25日、給食大手のシダックス(株)へのTOB(株式公開買い付け)成立を発表。8月30日~10月24日の期間でTOBを実施していた。10月31日付でシダックス株の保有比率は約28%となり、シダックスを持ち分法適用会社とした。
「大地を守る会」は減収増益、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」は減収減益
「Oisix」の売上高は前年同期比0.4%減の284億5800万円、セグメント利益は同5.5%減の38億2100万円となった。会員数は、前期末の34万6083人から9月末には35万5962人と、約9900人増加した。セグメント利益は、前第4四半期間に発生した新物流センターへの移転トラブルからのリカバリー施策や、収益力強化の施策は順調に進捗しているものの、感染症拡大影響によるARPU上昇がみられた前年同期と比べ、減少した。
「大地を守る会」は、売上高が前年同期比7.4%減の61億4100万円、セグメント利益は同3.8%増の11億8800万円。売上高は、計画に対してARPUは順調に推移しているものの、会員数の下支えがみられた前年と比べ減少した。会員数は前期末の4万5534人から、9月末には4万4092人へ減少している。セグメント利益は、17年の(株)大地を守る会買収に関連したのれん償却が前期で終了し、償却負担が減少した。
「らでぃっしゅぼーや」の売上高は前年同期比4.1%減の83億7000万円、セグメント利益同1.5%減の11億2600万円。会員数は、「ふぞろいRadish」を活用した新規獲得が好調に進捗し、前期末の6万5093人から、9月末には6万6230人へと増加した。売上高は、ARPUは順調に推移しているものの、前年同期比で減少。セグメント利益については、感染症拡大影響によるARPU上昇がみられた前年同期と比べ減少した。
米国でヴィーガンに特化したミールキットの宅配事業を展開する「PurpleCarrot」は、売上高が前年同期比6.6%減の51億7100万円、セグメント損失が1億7300万円となった。アフターコロナの影響で減少傾向は続くが、当初見通しは上回って推移している。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
TikTok Shopとは?主要機能と日本での始め方を解説|公式認定パートナー
-
2
【モールハック】TIKTOKSHOP 意図的なバズを生む法則
-
3
【AIタッガー】SEO×GEO AI検索時代の“見つかる力”を最大化
-
4
AI画像生成でEC撮影コストを激減する実践ガイド
-
5
ネット上での調べ物×通販購入時のAI利用実態【消費者調査 2025】
ニュースランキング
-
1
【9月11日8時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
2
「サブスク規制」「解除権の導入」「解約料の情報提供」を提言、消費者契約法検討会が中間取りまとめ
-
3
レア商品の悪質通販サイト「竜の野」「STORE専門ショップ」などに注意…消費者庁
-
4
ファンゴが起こす「カスタムオーダーEC」の革命…ファン化の極意とは?
-
5
2024年度の食品ロスによる経済損失3.8兆円、国民1人あたり3.1万円
