2022.09.15 調査・統計
移動スーパーとくし丸が高齢者の消費者トラブル調査、消費者庁の委託事業で
オイシックス・ラ・大地(株)の連結子会社で、「移動スーパーとくし丸」を運営する(株)とくし丸は14日、販売と同時に行っている「見守り活動」が評価され、消費者庁が実施する「地方消費者行政に関する先進的モデル事業」に参加することになったと発表した。

販売事業とともに効果的な「見守り」機能も
消費者庁が民間事業者との連携で進める2023年3月までの事業で、今回はその中の1つ、「高齢者、障がい者等を見守るネットワークの構築及び地域活性化の実証」にあたる。
「移動スーパーとくし丸」は、47都道府県で1000台以上のトラックを活用し、約15万人のユーザーに商品を届けている。スーパーの超大型化&郊外化で、近所のスーパーが撤退し、日常の買い物に不自由している人たちが増えており、その大半はシニア層だ。
とくし丸によると、販売事業を通じて効果的な「見守り」の機能も果たしている。週2回訪問し、対面で利用客と接していると、販売員は小さな異変でも察することができるようになる。これまでも、憔悴した様子に気付いて話を聞き、対処につなげたことで消費者トラブルを未然に防いだ事例がいくつもあったという。
販売員がヒアリングや注意喚起を実施
地域スーパーと自治体との3者間で「見守り協定」を結び、緊急時の情報連携や活動内容を報告書にまとめて提出する体制も整っている。そうした経緯があり、日々の「見守り活動」に加え、対応が必要となる前段階で消費者トラブルに見舞われないためのサポートができないか、と検討していた。
80歳前後が中心の利用客に対して、販売員が消費者トラブルに関するヒアリングをしたり、直接注意喚起したりできるという「移動スーパーとくし丸」ならではの仕組みに、消費者庁が着目。「消費者トラブルに関するヒアリングや情報提供」が日ごろの見守りにつながるという点に、とくし丸が共感したことから参加することになった。
調査エリアの拡大を目指す
事業の実施にあたり、販売員は、消費者問題の専⾨家から「昨今の消費者問題の動向」「典型的な消費者問題の事例」などを座学で学び、消費者トラブルの発⾒につなげるための知識・ノウハウを習得。「実際の⾒守り活動においての進め⽅・注意点」の具体的な⽅法についてもレクチャーを受けているという。
事業を受託した(株)船井総合研究所とともに、東京都新宿区と鹿児島県奄美市の「移動スーパーとくし丸」で、販売員が利用客に対し消費者トラブルに関するヒアリング調査を行い、注意喚起などの啓発を実施する。さらに、東北や四国地方など調査エリアの拡大を進めることと並行して、各省庁や自治体との官民連携をより一層推進していきたい考えを示している。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【楽天市場】RPP広告チェックリスト2025
-
2
【無料公開】食品EC「カオスマップ」2025 – 食品EC業界の最新動向
-
3
Amazon:販売数アップのためのSEOキーワード・販売戦略
-
4
機能性表示食品の体験談で注意すべきポイント ーひざ関節商材の事例で考えるー
-
5
あらためて整理!二重価格のルール 景表法の視点で読み解く正しい価格表示のポイント
ニュースランキング
-
1
JADMA、悪質広告を指南する広告代理店・コンサルタントを問題視…消費者委員会がヒアリング
-
2
CBN製品、6月1日から取り締まり…精神毒性が懸念されるなか、今もECモールで販売中
-
3
ZenGroup、海外向け文房具ECでサブスクボックス「静かな雨」を発売
-
4
アマゾン、新幹線の業務用スペースを活用した商品輸送に取り組む
-
5
【5月30日9時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
