2022.05.24 調査・統計
メタバース利用経験者の6割が仮想店舗で「買い物・課金経験あり」
MMD研究所はこのほど、最近よく耳にする『メタバース(仮想空間)』に関する調査結果を公表した。利用者を含めた認知度は4割を超えるが、「メタバースだと思うもの」への認識や知識については、まだまだ浸透していない現状が明らかになった。

興味のあるメタバースのジャンル(n=3152)
興味のあるメタバースのジャンル(n=3152)
メタバースの「認知」は43.4%・「内容理解」は18.7%・「利用経験」は5.1%
予備調査は18歳~69歳の男女7255人に、本調査ではメタバースの利用経験者355人を対象に、4月14日~26日の期間で実施した。
それによると、7255人のメタバースの利用状況は、「全く知らない」が56.6%と最多で、次に「言葉は聞いたことがあるが、サービス名や内容は知らない」が19.5%、「サービス内容は知っているが、利用したことはない(利用を検討するまでに至っていない)」が10.3%だった。
これをファネル分析(調査対象をふるいに掛けるマーケティングの手法)でみると、「認知」は43.4%、「内容理解」は18.7%、「利用経験」は5.1%となった。利用経験がある367人の性年代比率では、「男性20代」が22.9%と最多で、次に「男性30代」が17.2%、「男性40代」が14.7%と上位となり、男性69.2%、女性30.8%となった。
興味があるメタバース、「ゲーム」「音楽・ライブ」「ショッピング」の順に
メタバースを知っている3147人に、「メタバースだと思うもの」を聞いたところ、正答率が高かった項目は「メタバースはパソコンから参加できない」が94.0%、誤回答率が高かった項目は「メタバースでは音声での会話ができる」が74.1%だった。「大勢とバーチャル上で交流できる」「買い物や課金ができる」「デジタル資産を持つことができる」などは正解だが、いずれも不正解とした割合が上回っていた。10問の質問で全問正解は2.6%だった。
7255人に、興味があるメタバースのジャンルを聞いたところ、「ゲーム」が19.9%と最も多く、次に「音楽・ライブ」が17.8%、「ショッピング」が12.5%だった。興味があるサービスは、56.5%が「やってみたい」と答えていた。ジャンル別では、ビジネスが69.4%と最多で、教育・学校が64.8%、ゲームが64.2%と続いた。
利用経験者355人の利用デバイス(複数回答)は、「スマートフォン」が59.4%、「パソコン」が42.8%、「ゲーム機」が37.2%だった、また、メタバース内で買い物(課金)したことが「ある」は60.0%、「ない」が40.0%。今後、買い物(課金)したいかを聞いたところ、「したい」は59.7%、「しない」が40.3%となっていた。
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