2022.02.01 通販会社
家具ECのベガコーポレーション、3Qは減収減益…自社ECシフトは順調
家具インテリアのECサイト「LOWYA」を運営する(株)ベガコーポレーションが31日発表した2022年3月期第3四半期(21年4月~12月)決算は、売上高が前年同期比8.6%減の124億5500万円、営業利益が同68.0%減の4億4900万円、純利益は同64.4%減の3億800万円となった。

LOWYA旗艦店への販売チャネルシフトが順調
減収減益となったが、原価上昇局面でも利益改善が進捗。第2四半期を上回る営業利益で着地した。損益面では、前年同期の需要増の反動を受けたが、LOWYA旗艦店への販売チャネルのシフトは順調に進展している。
家具Eコマース事業は、LOWYA旗艦店を中心に集客を強化。SEO・Web広告からの新規アクセス流入、SNS強化による認知度向上、モバイルアプリのダウンロードを通じた会員化の促進に取り組んだ。
流通総額のうちLOWYA旗艦店の割合が51.4%、モールを上回る
LOWYA旗艦店のGMV(流通総額)は前年並みで推移し、第3四半期全体のGMVに占めるLOWYA旗艦店の割合はモールを上回る51.4%で、前年同期比2.7ポイント増。主要な販売チャネルとして定着している。
会員数は105万7000人と前年同期比37.2%増。リピーター率も同21.9%増の21.8%に増えている。受注1件あたりの平均単価はモールの1.4倍。旗艦店にリソースを集中してGMVを拡大することで、利益率が改善する事業構造となっている。
新規事業として取り組んでいる越境ECプラットフォーム事業「DOKODEMO」は、第3四半期のGMVが前年同期比68.7%増と高い成長率を見せ、第2四半期に引き続き、四半期ベースで過去最高のGMVを更新した。前年に引き続き、インバウンド消費の代替としての越境ECに対する需要が高まる中、需要をとらえた品揃えの充実やマーケティング施策が奏功した。
通期業績予想を下方修正
こうした内容を受け、22年3月期の通期業績予想を下方修正した。売上高は190億円~205億円を160億円~165億円(前期比14.6%減~17.1%減)に、営業利益は10億円~13億円を5億円~6億円(同67.1%減~72.6%減)、純利益は6億1800万円~7億9800万円を2億5000万円~4億1400万円(同64.3%減~78.4%減)を見込んだ。
需要は計画を下回って推移していおり、同時に旗艦店の取扱商品点数の増加に伴うユーザーインターフェース調整の必要性が生じていることから、売上高は前回予想を下回る見通し。利益面では、売上高の下振れに伴い、中期的な流通総額の拡大を企図していたサービス強化、マーケティング費用の追加支出を抑制する計画を示している。
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