2021.12.22 通販会社
アスクル、専門商材の重要属性項目の抽出に「AIスコアリング」導入
アスクル(株)は21日、事業所向け(BtoB)通販サービス「ASKUL」で、(株)マクニカが提供する『重要属性スコアリングAI』の導入を開始した。現場のプロが重視する詳細情報を適切に揃え、専門商材も購入しやすい売り場づくりの実現ををめざす。

特性に合わせた情報をサイト上で掲載し、より細かい検索が可能に
AIを用いて対象商品の購入の決め手となる属性項目(容量や長さなど)をWEB上のデータとASKULサイトのデータの両方から取得し、それぞれの重要度を数値化して抽出。算出された重要度スコアに基づき商品情報を収集し、特性に合わせた適切な情報をサイト上で掲載することで、より細かい検索が可能となり、これまでより選びやすく購入しやすいサイトとする。
アスクルは、「ロングテール品まで揃うASKUL」を可能にするため、現在の商品アイテム数の2倍(1,800万アイテム)の品揃えを目標にする一方、「医療」「工具」「研究開発」など専門性の高い商品カテゴリに対し、「購入判断に必要な属性項目が何か分からない」「どのようなワードで検索・購入されているかが把握できない」などといった課題を抱えていた。
今回の導入で、困難だった専門商材の情報充足が叶い、選びやすく買いやすい、より検索性が高く購入しやすい売り場づくりの実現が見込めるとした。
『重要属性スコアリングAI』で掲載情報の選択をAIが代行
例えば、実験や検査で使用される「マイクロピペット」の情報充足を行う際、従来は「マイクロピペット」について特性を調べ、どのような場面で使用されるのかなどを踏まえた情報を収集する必要があり、コストや工数がかかりすぎることが課題だった。
しかし、『重要属性スコアリングAI』を活用すると、「マイクロピペット」は、WEB上のデータの重要度スコア上位で抽出された「容量」「タイプ」「ブランド」などの基本情報に加え、「チャンネル数」(先の先端部分の数、4連のものなどもあり)「オートクレーブ」(高圧蒸気滅菌器のことで、オートクレーブ対応か否かの項目)を情報として掲載すべきだということが判明した。
このように、専門性の高い商材でもAIで外部の情報を取得し、重要度スコア別に項目を抽出できるため、これまでと同じ時間でより多くのアイテム数の商品情報充足を可能とした。
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