2021.12.08 マーケティング
ヤフー、上半期約で5700万件の広告素材を非承認に
ヤフー(株)は7日、広告サービス品質向上のための審査実績をまとめた2021年度上半期(4月1日~9月30日)の「広告サービス品質に関する透明性レポート」を公開した。期間内で約5700万件の広告素材を、Yahoo! JAPANが定めた基準に抵触する素材として非承認にしたことを明らかにしている。

薬用化粧品・医薬部外品・化粧品・最上級表示・No.1表示などで非承認が増加
レポートは、広告主や広告会社、広告配信パートナーに、Yahoo! JAPANの広告サービスを安心して利用してもらう目的に公開しており、今回で4回目。この上半期は、20年度下半期と比べて、「薬用化粧品(医薬部外品)、化粧品」や「最上級表示、No.1表示」「ユーザーの意に反する広告の禁止」の掲載基準での非承認数が増加した。「ユーザーの意に反する広告」では、リンク先サイトが正しく表示されずに非承認としたケースが目立った。広告掲載基準の「薬用化粧品(医薬部外品)、化粧品」では、「薬機法」に関して満たすべき基準や注意点を示している。「最上級表示、No.1表示」では、クリエイティブ内に第三者によるデータ出典や調査機関名、調査年の明記や、調査データが最新の1年以内のデータであることなどを定めている。さらに、「ユーザーの意に反する広告」に対しても、広告掲載基準を遵守されているかなど、広告の品質を担保するために審査を行っている。
広告配信面でも厳密に審査
同時に、広告配信面(広告掲載メディア)でも厳正に審査。18年10月にアドフラウドへの対策を強化し、約5900件の広告配信を停止した。また、19年5月には「広告品質における3つの価値と6つの対策項目」の定義や、アドフラウド排除とブランドセーフティ確保を強化するリアルタイム不正解析機能の導入など、不正広告対策でさまざまな取り組みを実施してきた。
さらに、(一社)デジタル広告品質認証機構(JICDAQ)が定める「アドフラウドを含む無効トラフィックの除外」と「広告掲載先品質に伴うブランドセーフティの確保」に関わる業務について、認証基準に適合した事業者として認証を取得している。
Yahoo! JAPANは、今後もレポートの定期的な公開とともに、審査とパトロールの強化、審査の透明性の担保や機能拡充・改善を行い、広告主や広告会社、広告配信パートナーに安心して活用してもらえるプラットフォームをめざしていきたいとしている。
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