2021.12.07 ECモール
Qoo10、来春から動画訴求ファッション売り場を新設…初年度の流通額100億円へ
eBay Japan合同会社が運営するインターネット総合ショッピングモール「Qoo10」はこのほど、ファッションに特化した売り場の提供を2022年4月から開始すると発表した。動画や画像を中心とした構成を予定しており、商品撮影もQoo10が支援する。「今のQoo10歳とのイメージとは違う形にガラッと変わる」(ファッション室長・丸山恵未氏)と話している。まだ、売り場の名称などは未定。

Qoo10のファッション流通額は30%増
新たな動きの背景として「Qoo10」では、21年1月~10月の期間、ファッション関連の販売者数は前年同期比で50%増え、流通額は同じく30%増加した。中でも、ブランド公式ショップは280店舗増加し、流通額は50%増えた。
Qoo10で人気のファッションアイテム
11月「メガ割」では流通額42%増
11月に開催したビッグセール「メガ割」では、前年同時期の「メガ割」と比べ、ファッションの流通額が42%増加。中でも、下着・インナーは 130%増えた。ファッションカテゴリーの流通額上位100商品中、39商品を占め、うち10商品がSNSでも話題になっている商品だった。 加えて、動画で商品を訴求する「ライブショッピング」も好調だった。ライブショッピングについては「ここでしか買えない/この瞬間にしか買えないという演出に反応してもらえているのではないか」(丸山氏)と分析している。
新売り場ではQoo10が撮影支援
こうした好調を博するファッションジャンルの強化の一環として、新たな売り場を来春開始する。Qoo10側が出品商品の撮影を支援し、紹介動画を中心とした売り場を想定している。AIでユーザーの体型や好みの最適化を図るリコメンド機能も導入する。

新売り場・個別商品ページのイメージ
新売り場・個別商品ページのイメージ
「返品無料サービス」も用意
さらに、販売者と購入者双方が抱く、オンラインで商品を売り買いすることへの不安を解消する「返品無料サービス」、物流やカスタマーサポートなどについても相談可能な窓口を設置するなど、新たな販売環境の提案なども、新サービスの特長だ。
アプリ分断などはなし
新売り場はブラウザベースで提供する予定で、既存のQoo10サイトやアプリから遷移導線を設ける。「アプリ分断のような形にはしない」(丸山氏)としている。出品者側については既存のQoo10サイトと新売り場の双方への出店が可能。「もちろんブランドさんの戦略に合わせて、新売り場のみ、既存サイトのみなども可能。我々としては既存サイトに加えて新売り場にも出していただくことで、売り上げがプラスオンされることをイメージしている」(同)という。
来春までに300ブランド誘致へ
11月から、Qoo10 の既存店に出店を募集。大人気の韓国系ブランド「NANING9」「KIRSH」や「ROPE PICNIC」「Honeys」「Classical Elf」などと出店交渉中だ。12月には、Qoo10に未出店のブランド企業に対する出店募集も開始する。
サービスの開始までに公式ショップ300ブランドを誘致し、初年度の売り上げ 100億円をめざす。お得な魅力ある商品を取り揃え、ユーザーの欲しい商品が、より手軽に楽しくショッピングできるよう、盛り上げていきたいとしている。
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