2021.04.07 通販支援
中国の短尺動画EC「Douyin」にアイスタイルやインアゴーラが出店
中国で人気の新たな短尺動画プラットフォーム「抖音(Douyin)」に出店する日本の通販会社が相次いでいる。抖音がリリースした越境ECプラットフォームに越境EC旗艦店を出店する動きで、すでにインアゴーラ(株)や(株)アイスタイル、プレミアアンチエイジング(株)が名乗りを上げている。それぞれが海外事業の注力国とする中国事業を加速させたい考えだ。

「抖音」は中国の新しい形のECとして注目
デイリーアクティブユーザー6億人という爆発的な人気を誇る「抖音」は、さまざまなコンテンツを通じて新規ユーザーにリーチできる、中国の新しい形のECとして大きな注目を集めており、圧倒的なトラフィックをベースに今後ますます拡大が見込まれている。
中国消費者向け日本商品特化型越境 ECプラットフォーム「豌豆(ワンドウ)」を運営するインアゴーラは6日、売り場型越境EC旗艦店を出店し、日本商品の販売を正式に開始した。
進出にあたり、同社はKOLネットワークを活かし、日本ブランドに対して、マーケティング・ブランディング活動のサポートを開始する。従来のECプラットフォームとは異なり、「抖音」で販売するには、KOLによる紹介が販売促進に不可欠な手法としている。
アイスタイル、ライブコマース支援の広告費用対効果が500%超に
コスメカテゴリでセレクトショップ型越境EC旗艦店を開設するアイスタイルは、連結子会社のOver The Border Inc.を通じて出店する。旗艦店の運営を担うOver The Borderは昨年9月の設立以来、複数のブランドのライブコマースを支援し、広告費用対効果が500%を超える事例も生まれるなど、ノウハウを蓄積しているという。
アイスタイルグループは2012年から中国事業を開始しており、WeiboやWeChat、REDなどの@cosme SNSアカウントのフォロワーが300万を超えるブランド認知を獲得している。出店する「@cosme海外旗艦店」は、それらの資産を活用したショート動画コンテンツとライブコマースを通じて、認知の獲得から販売までを一気通貫で行いたい考えだ。
ライブコマースでは、東京・原宿の@cosme旗艦店「@cosme TOKYO」から、ブランドを横断した商品提案や接客を得意とする@cosme TOKYOスタッフによる商品紹介によって、ブランドの魅力を深く理解してもらえるコンテンツの発信を予定している。
「抖音」にDUOブランドの越境EC店舗を出店
プレミアアンチエイジングは、DUOブランドで中国のE Cプラットフォームでビジネスを展開していたが、「抖音」にDUOの越境EC店舗を出店することで、膨大なユーザーにリーチし、「抖音」の持つ優れたレコメンドシステムをもとに、より精度・効率の高い広告展開による売り上げ拡大を狙う。
ブランド認知の加速とともに、EC売り場までのスムーズな動線設計を行い、また、中国の販売手法として大きな存在感を示すライブコマースを積極的に展開することで新たな売上の柱としていくことをめざすとしている。
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