2020.08.31 通販支援
QRコード決済、還元事業終了後も利用率向上…PayPayが圧倒
ソフトバンク(株)の子会社であるSBペイメントサービス(株)がこのほど公表した「キャッシュレス決済の利用状況に関する調査」によると、キャッシュレス・ポイント還元事業を経てQRコード決済の認知率・利用率が上昇。「PayPay」の認知度は8割を超えていた。
認知度1位は「PayPay」・2位「楽天ペイ」
政府の「キャッシュレス・ポイント還元事業」を機に、消費者の利用意欲が高まっている。そこで、いま急激にユーザー数を拡大しているQRコード決済の利用状況や、新たに9月から始まる政府の「マイナポイント事業」の利用意向についてアンケートした。調査は、2019年10月3~7日、20年2月7~9日、同7月10~16日の3回に分けて実施。それぞれ20~80代の男女2199人、2200人、2057人から聞いた。
20年7月の調査で、「知っているQRコード決済」の1位は「PayPay」で81.9%。2位は「楽天ペイ(アプリ決済)」で67.7%、3位は「LINE Pay」で63.7%だった。19年10月の「キャッシュレス・ポイント還元事業」開始以降、QRコード決済の認知率は上昇を続けており、同事業の前後では「au Pay」の伸び率が最も高く、23.4%上昇していた。

使う場所1位はコンビニ、「オンラインの購入に利用したい」は72%
19年10月からの推移で見ると、「PayPay」「楽天ペイ(アプリ決済)」「LINE Pay」「d払い」「メルペイ」「Amazon Pay」「au Pay」のQRコード決済で、1回以上支払いに利用したことがある人の割合が上昇しており、普及が進んでいることが分かる。
以降は、20年7月10~16日に実施した調査結果。利用する理由で最も多いのは「ポイントが貯まる・使えるから」(74.3%)。使う場所は「コンビニ」(79.1%)、「ドラッグストア」(50.4%)、「スーパー」(44.5%)の順に割合が高く、食品や日用品などの少額決済でQRコード決済がよく使われていることが分かる。また、72.4%がオンラインでの買い物にも利用したい意向を見せており、今後オンラインでもQRコード決済の利用率が伸びると期待される。
「キャッシュレス・ポイント還元事業」の認知度は90.4%
QRコード決済を知っている人の「キャッシュレス・ポイント還元事業」の認知度は90.4%。うち、85.3%が事業終了後もキャッシュレスでの支払いを継続していた。9月から始まる「マイナポイント事業」の認知度は77.6%で、「利用したい」は49.8%。利用したい人に、どのキャッシュレス決済をに登録したいか尋ねたところ、「クレジットカード決済」(41.3%)が最も高く、次いで「QRコード決済」(27.4%)となり、クレジットカード決済も根強い人気を見せていた。



SBペイメントサービスは、大型キャンペーンでポイントなどの特典を享受できるメリットで、QRコード決済は急激にシェアを拡大してきたが、クレジットカード決済の人気も根強いことが分かった。QRコード決済をオンラインでも利用したいという意向や、政府のキャッシュレス施策への関心は高く、事業者はECサイトに、クレジットカード決済に加えてQRコード決済を導入することでより多くの消費者の利用・購入を促進できるのではないかと考察している。
■SBペイメントサービス株式会社
https://www.sbpayment.jp/news/press/2020/20200828_000838/
■SBペイメントサービス株式会社
https://www.sbpayment.jp/news/press/2020/20200828_000838/
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