2019.08.02 通販支援
7pay、9月末で終了…開始わずか1カ月で廃止決定
(株)セブン&アイ・ホールディングスは1日、スマートフォン決済サービス「7pay(セブンペイ)」のサービスを9月末で終了すると発表した。

808人で不正利用、被害総額は3861万5473円に
「7pay」は7月1日にサービスを始めた直後から、多くの利用者が不正アクセスを受ける被害が発覚。入金や新規登録を中止してサービスを事実上、全面停止していた。サービス再開に向けたセキュリティー対策には時間がかかり、利用者からの信用回復も難しいことから、開始1カ月で撤退を決定するという異例の事態となった。
セブンペイは、連携するクレジットカードなどから入金し、レジでスマホ画面にバーコードを表示して支払う仕組み。約150万人が登録し、ほかのIT大手などのスマホ決済に対抗する新たなデジタル戦略として注目されたが、トラブルに見舞われてしまった。7月末時点で、不正利用の被害者は808人で、被害総額は3861万5473円。
チャージ金額の未使用分の返金措置は10月1日以降
利用者がチャージ(入金)した金額のうち、未使用分は10月1日以降に返金対応をとる。
不正アクセス問題に関しては、捜査当局の調べとともに、同社も引き続き調査を進めている。同社は不正利用の方法について、利用者になりすましてアクセスする「リスト型攻撃(リスト型アカウントハッキング)」の可能性が高いとの認識を示した。
不正アクセスを防ぐことが出来なかった要因としては、「複数端末からのログインに対する対策」や「2要素認証などの追加認証の検討」が十分でなかったことを挙げている。
▽関連記事
・7pay、二段階認証導入へ…チャージ上限額の見直しなども実施
・7payにリスト型攻撃、5500万円の被害…初日から標的に?
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