2018.09.03 ECモール
楽天、仮想通貨交換業に本格参入…みんなのビットコイン買収
楽天カードが全株式を取得、取得価額は2億6500万円
楽天(株)は8月31日、同社連結子会社の楽天カード(株)を通じて、仮想通貨交換業を展開するみんなのビットコイン(株)の全株式を取得し、孫会社化することを明らかにした。取得金額は2億6500万円。株式譲渡実行日は10月1日を予定。これにより、同社グループは仮想通貨交換業に本格参入する。
70超の金融関連事業を展開する楽天、さらなるサービス拡充へ
なお、今回の株式取得は、楽天カードとみんなのビットコインの親会社にあたるトレイダーズインベストメント(株)との間で同日締結された株式譲渡契約に基づく。孫会社化に伴う同グループの連結業績への影響は軽微となる見込み。
楽天グループは、クレジットカード関連サービスをはじめとする銀行/証券/保険/電子マネーなどのFinTech(金融)サービスで、70を超えるサービスを提供。16年にはブロックチェーンの研究機関として「楽天ブロックチェーン・ラボ」を英国に設立し、ブロックチェーン技術の研究を進めてきた。さらに今後、Eコマースや実店舗、PtoPでの決済手段として、仮想通貨による決済が拡大することが見込まれていることから、グループとして仮想通貨交換業への参入を検討していたという。
一方、みんなのビットコインでは、17年3月に仮想通貨交換所のサービスを開始。17年9月に仮想通貨交換業者の登録申請書を関東財務局へ提出し、現在「みなし仮想通貨交換業者」として営業している。仮想通貨交換業者の登録については現在申請中で、仮想通貨事業を本格的に進めるためには、楽天グループの傘下で事業を強化することが考え、株式譲渡に関する協議に至った。
楽天グループでは、みんなのビットコインによる仮想通貨交換業のノウハウと楽天グループの金融事業におけるノウハウを合わせることで、仮想通貨交換業者としての登録を早期に実現し、仮想通貨に関するサービス発展に向けた事業展開が加速できると期待している。
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