2026.03.06 行政情報
消費者庁、景表法の措置命令と確約手続を「適切に運用する」方針
消費者庁の堀井奈津子長官は3月5日の記者会見で、景品表示法に基づく行政処分を行う場合の措置命令と確約手続の使い分けについて、「具体的な事案の内容に応じて両手続きを適切に運用する」方針を示した。
記者会見する堀井長官(3月5日)
▽関連記事
ネット通販の79商品で不当な二重価格表示、ツルハHDの子会社に措置命令
英会話教室のNOVAに措置命令、入会金「0円」「半額」の表示が優良誤認に
確約手続も「景品表示法に基づく行政処分」
消費者庁が先月27日に公表した「景品表示法に基づく法的措置件数の推移及び措置事件の概要」によると、国による措置命令は2024年度が26件(これとは別に確約手続が1件)、25年度は1月31日現在で10件(同7件)にとどまっている。
一方、確約手続が導入される以前の状況を見ると、国による措置命令は21年度と22年度がそれぞれ41件、23年度が44件だった。
件数の推移について、堀井長官は「確約計画の認定は、措置命令と同様に景品表示法に基づく行政処分となる」と強調。25年度(1月末時点)の措置命令は10件だが、確約手続も加えた数字が行政処分件数になると説明した。さらに、「1つの公表事案について、1本の行政処分を行う場合と複数の処分を行う場合がある」ことから、「年度の比較はやや難しい」と指摘している。
「確約手続を行う場合、措置命令を行う場合、それぞれの性質があるため、具体的な事案の内容に応じて両手続きを適切に運用することが大事」との考え方を示した。
悪質性などを考慮
確約手続の運用について、堀井長官は「違反被疑行為を迅速に是正する必要がある、または、違反被疑行為者の提案に基づいた方がより実態に即した効果的な措置となる可能性を判断の考慮としている」と説明した。
一方、不適切な表示を繰り返すケースや、根拠がないことを知りながら表示するケースなどは、確約手続による迅速な是正が期待できないことから、「厳正な対処が必要で、確約手続の対象としないという運用としている」と話した。
(木村 祐作)
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
TikTok Shopとは?主要機能と日本での始め方を解説|公式認定パートナー
-
2
【モールハック】TIKTOKSHOP 意図的なバズを生む法則
-
3
【AIタッガー】SEO×GEO AI検索時代の“見つかる力”を最大化
-
4
AI画像生成でEC撮影コストを激減する実践ガイド
-
5
ネット上での調べ物×通販購入時のAI利用実態【消費者調査 2025】
ニュースランキング
-
1
レア商品の悪質通販サイト「竜の野」「STORE専門ショップ」などに注意…消費者庁
-
2
【9月14日7時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
3
「サブスク規制」「解除権の導入」「解約料の情報提供」を提言、消費者契約法検討会が中間取りまとめ
-
4
ユーチューバーなどのオリジナル商品EC「FANZ」がオープン
-
5
Instagramの垢BANには兆候がある!凍結理由と対処法
