2018.08.27 調査・統計
17年のネット広告市場規模、約1.3兆円に…矢野経調査
18年には1.5兆円、22年には2.4兆円に
(株)矢野経済研究所が23日発表した「インターネット広告国内市場規模」の調査結果によると、17年度のインターネット広告国内市場規模は約1.3兆円に達し、18年度には約1.5兆円を超える見込み。
同調査は、主要広告代理店/メディアレップ/アドテクノロジー提供事業者などを対象に、同社専門研究員が直接面談、電話・Eメールによるヒアリング、文献調査を併用して実施したもので、調査期間は18年3月~7月。なお、インターネット広告市場規模は各種媒体に出稿された広告の出稿額を合算し、算出している。
注目キーワードはスマホ・SNS・インフィード・動画
同社によると、インターネット広告国内市場規模は年々拡大し、17年度には約1.3兆円、18年度には約1.5兆円を超える見込みとなっている。中でもスマートフォン広告が市場を牽引し、PCブラウザ向け広告を上回っている。
広告種別では運用型広告が拡大し、中でも検索連動型(サーチ)広告やアドネットワークなどが好調。広告フォーマットでは、インフィード広告や動画広告が拡大しているほか、メディア(媒体)では、ソーシャルメディアが主流となっている。
注目トピックとしては「動画広告」をあげた。動画広告の拡大の背景には、YouTubeをはじめとした動画プラットフォームでの動画広告配信の拡大や、インフィード広告での動画フォーマットへの切り替えがあると同社では分析。動画プラットフォームでは、動画コンテンツの充実による動画サイトのユーザー利用が進んでいる。また、ユーザーの視聴環境の変化によって動画広告が負担なく閲覧できるようになったことも要因の一つに挙げられている。
矢野経済では、22年度にはインターネット広告国内市場規模が約2.4兆円にまで拡大すると予測しており、中でも運用型広告が市場全体の拡大を牽引すると分析している。AmazonなどのECサイトが新たな広告プラットフォーマーとなり、インターネット広告市場の拡大に寄与する可能性もあるとしている。
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