2026.02.27 行政情報
公取、食品スーパーのデリシアに警告…「優越的地位の濫用」の恐れ
納入業者の従業員に、費用を負担せずに商品の陳列などを行わせたとして、公正取引委員会は2月26日、食品スーパーマーケットを運営するデリシア(長野県松本市)に対し、独占禁止法違反の恐れがあることから、同様の行為を行わないよう警告したと発表した。
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納入業者の従業員を派遣させる
同社は、食品スーパー「デリシア」を60店舗運営している。長野県内の関連市場では、売上高が上位の位置にある。
同社は2022年4月1日~昨年7月6日の期間、納入業者に対し、店舗の新規開店やリニューアル開店、また売場変更の際に、商品の陳列作業などを行わせるため、従業員を派遣させていた。派遣で必要となる費用を負担していなかった。
公取は、納入業者が同社との取引継続を強く望んでいることや、ほかの事業者との取引開始・拡大によって同等の売上確保が困難なことから、従業員派遣の要請を拒否できない状況にあると指摘している。
独禁法違反の恐れ
公取は今回の行為が独禁法に違反する恐れがあることから、同社に対し、取引上の優越的な立場を利用して同様の行為を行わないように警告した。
独禁法は、取引上の地位が優越していることを利用し、不当に金銭・役務を提供させる行為を禁止している。
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