2025.12.02 調査・統計
ダークパターンの平均被害金額は1万1000円、「隠された情報」が最多…ダークパターン対策協会
ダークパターン対策協会が公表した「第1回ダークパターン・ホットライン報告レポート」によると、デジタル取引の不適切な手法「ダークパターン」を起因とした平均被害金額は1万1000円で、「知らないうちに継続課金されていた」「何度試しても解約できなかった」などの苦情が多かった。
出典:ダークパターン対策協会「第1回ダークパターン・ホットライン報告レポート」より
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サブスク、高額・長期の事例も
同レポートは、消費者の生の声を収集し、ダークパターンによる被害・構造を明らかにするのが狙い。消費者へ注意喚起するとともに、事業者に対して「何が消費者に嫌われるのか」を伝えている。
調査は7月15日~10月31日、オンライン上で実施。ダークパターンによる被害の内容や金額などを調べた(有効回答数77件)。
サブスクリプション型被害の平均被害金額は約1万4000円、中央値は約2400円。一部の高額・長期の事例が平均値を押し上げていた。一方、単発型被害の平均被害金額は約5900円、中央値は約2900円だった。
出現したダークパターンを類型別に見ると、「隠された情報(重要な情報を見えにくくする)」「解約オプションの非表示、目立たなくさせる」「誤解を招く価格表示」がトップ3を占めた。
「サービス解約時」が36%占める
消費者の苦情を利用シーン別に見ると、「サービス解約時」が36%に上り、最も多かった。これに「ECサイトでの商品購入時」(23%)、「サブスクお申込み時」(17%)が続いた。
被害の種類については、「時間を浪費した」「心理的な被害」「金銭被害」の順に多かった。金銭的被害の有無にかかわらず、「不信感」「後悔」「手間の多さ」に関する記述が目立ち、解約や問い合わせに至るまでのストレスを問題視している様子がうかがえた。
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