2025.08.27 行政情報
日本スタートアップ大賞、コールセンター対応を可視化するAIやゲノム編集食品の開発事業者が受賞
総務省は8月26日、日本スタートアップ大賞2025の「情報通信スタートアップ賞(総務大臣賞)」に、コールセンター対応を可視化する電話解析AIを開発したRevCommが選出されたと発表した。農林水産省の「農業スタートアップ賞(農林水産大臣賞)」は、ゲノム編集技術によって可食部を増加させたマダイなどを開発したリージョナルフィッシュが受賞した。
RevCommのプレスリリースより
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会話のビッグデータ化を実現
日本スタートアップ大賞は、次世代のロールモデルとなるインパクトのある新事業を創出した起業家やスタートアップを表彰する制度。起業に対する社会全体の意識を向上させることを目的としている。
「情報通信スタートアップ賞(総務大臣賞)」として、RevCommが選出された。同社では、電話のコールセンター対応を可視化する電話解析AI「MiiTel Phone」を開発。あらゆる対話データを一元管理し、会話のビッグデータ化を実現した。
電話応対の解析と可視化によって、商談の獲得や成約率の向上、コーチングなどの技術開発を進め、ビジネスの効率化に貢献することが評価された。
ゲノム編集技術で可食部を増加させたマダイ(農水省HPより)
可食部増量のマダイなど開発
農林水産省も同日、「農業スタートアップ賞(農林水産大臣賞)」にリージョナルフィッシュが選出されたと発表した。
同社は、世界初のゲノム編集動物食品として、可食部を増量させたマダイ、高成長するトラフグ、高成長・高温耐性を持つヒラメを上市した。従来の品種改良では約30年かかるが、ゲノム編集技術を用いることで2~3年で優良な品種を開発した。
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