2025.08.05 行政情報
国内メタバース市場 2030年に2兆円に達すると予測…総務省の報告書(案)
総務省が8月4日公表した「安心・安全なメタバースの実現に関する研究会 報告書2025(案)」によると、国内のメタバース市場規模は2025年に9100億円、2030年には約2兆円に拡大すると予測している。
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観光分野で急拡大すると予想
個人向けメタバースの市場規模は、2025年に約800億円、2030 年には約4100億円に拡大すると推計。VRメタバースで大きな割合を占めているライブ・エンターテインメント・ゲーム分野よりも、それ以外の分野の拡大率が大きく、特に観光分野はVRメタバースとAR・MRメタバースの両方で6倍以上の市場規模に拡大すると予想される。
企業向けメタバースの市場規模は、2025年に約8300 億円、2030年には約1兆6000億円に拡大する見込み。土木・建設現場、職場教育、オフィス・ワークプレイス分野の拡大率が大きく、多くの業界で利用が進むとみられる。
個人向け・企業向けを合計すると、2025年に約9100億円、2030年には約2兆円に達する可能性がある。
市場規模は企業向けが大きいものの、拡大率は個人向けが高く、潜在的な利用ニーズは個人向けの方が大きい可能性があると指摘。これに加え、企業によるメタバースの利用が進むと、その一部が個人向けサービスにも転用され、個人向け市場が拡大する可能性があるとしている。
データ取得・活用の実態把握など課題に
報告書2025(案)は、安心・安全なメタバースの実現に向けた課題も整理した。必要な取り組みとして、OECDで進められている没入型技術に関する原則の策定に寄与するとともに、「メタバースの原則」について国内関連サービス提供者への普及促進を挙げた。
また、XRデバイスから得られる情報を安全に取得・分析・活用していくことが求められると指摘。データの取得・分析・第三者提供などの実態を把握し、安全確保のために活用できる技術や社会実装への道筋を検討するよう求めている。
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