2024.08.27 行政情報
日本版・包装前面栄養表示のロゴ エネルギー・たんぱく質・⾷塩相当量など5成分を表示
消費者にわかりやすい栄養成分表示の実現に向けて、消費者庁は8月27日、「日本版包装前面栄養表示に関する検討会」を開き、企業の任意で食品パッケージの主要面に記載する包装前面栄養表示のロゴ(案)を提示した。
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ロゴは単色でデザイン
消費者庁はロゴ(案)として、(1)枠で囲むなどほかの表⽰と区別、(2)⽩⿊といった単⾊(モノトーン含む)でデザイン、(3)エネルギー・たんぱく質・脂質・炭⽔化物・⾷塩相当量の⽂字と含有量を表⽰するスペースを確保、(4)栄養素等表⽰基準値(18歳以上の1日に必要な量の平均値)に占める割合を表⽰するスペースを確保――を提示。このうち、文字数を増やさないようにする観点から、栄養素等表⽰基準値の文言は含めないとしている。
出席した委員からは、「情報量が多くなり、栄養素等表示基準値をロゴに入れる必要はない」「(栄養素等表示基準値は18歳以上が対象のため)子どもについては対象外とし、ニーズがあれば今後検討すればよい」といった意見が寄せられた。
単位は「1食分」が原則
⾷品単位については、消費者が活用しやすいように「1⾷分」を原則とする。ロゴには⾷品単位の表⽰を含めないが、消費者が1⾷分の量を確認できるように、ロゴに近接した場所に表⽰することを提案した。
これに対し、複数の委員が「離れてしまうと困るので、(ロゴの)デザインの中に組み込んだ方がよい」などと指摘した。
同検討会は今後3回の会合を持ち、今年度内に結論を取りまとめる。栄養成分表示は100gあたりなどの熱量・たんぱく質・脂質・炭水化物・ナトリウム(食塩相当量)の表示を義務づけているが、一般消費者にとってわかりにくいことが問題視されている。消費者庁では、企業が任意で、消費者にわかりやすい栄養成分表示を行える環境を整備する方針だ。
(木村 祐作)
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