レターパックライトは430円に

総務省による省令改正は、25g以下の定形郵便物の上限料金を現在の84円から110円に引き上げるという内容。これに伴って、民間事業者による一般信書便サービスのうち、定形郵便物と同じサイズ・形状の信書便物の上限額も84円から110円に引き上げる。

日本郵便は10月1日から郵便料金を改定する。定形郵便物については25g以下が84円→110円に値上げ。25g超50g以下は重量区分を1区分に統合するため、94円→110円とする。

通常ハガキは63円→85円に引き上げる。また、50g以下の定形外郵便物（規格内）は120円→140円となる。

レターパックライトは370円→430円、レターパックプラスは520円→600円、スマートレターは180円→210円にそれぞれ改定する。

新料額の切手・ハガキを9月2日から販売

速達については、250gまでが260円→300円、250g超1㎏以下が350円→400円、1㎏超が600円→690円に引き上げる。

一方、第三種郵便物や第四種郵便物の料金は据え置く。

料金改正に伴う新料額の普通切手や郵便ハガキなどは9月2日から販売する。旧料額のものは9月30日に販売を終了する。

今回の値上げは、デジタル化の進展で郵便物数が2001年度をピークに大きく減している一方で、人件費や燃料費の上昇などが背景にある。