2024.04.22 調査・統計
2023年10~12月にカード情報流出事件が7件発生…カード情報流出は約4万件
かっことfjコンサルティングがこのほど発表した「キャッシュレス・セキュリティレポート」によると、昨年10月~12月のカード情報流出事件は7件を数え、カード情報流出件数は約4万件に上った。2023年の合計は事件数が37件、流出件数が約53万6000件に達した。
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2023年は事件数が37件、流出件数が約53万6000件
10月~12月のカード情報流出事件7件のうち3件は、コールセンター業務委託先の担当者による不正な持ち出しによるものだった。昨年10月に発覚した事件では、約10年間にわたって約928万人分の個人情報が流出し、カード情報が81件含まれていた。
2023年の合計で見ると、事件数は37件、流出件数は約53万6000件に上り、前年からそれぞれ17件、31万件の減少となった。
昨年10月~12月のECでの不正利用による被害額は138億6000万円。偽造が1億1000万円、番号盗用が128億1000万円、その他が9億4000万円の内訳。7月~9月と比べ、クレジットカード不正は0.2%増、転売不正は0.5%増となった。ブラックフライデーや年末セールの時期に合わせて転売が増加することから、不正も多発したとみられる。
また、2023年の不正利用被害額の合計は540億9000万円で、前年から104億円増加した。内訳を見ると、クレジットカード情報だけで決済ができるECサイトでの不正利用(番号盗用)が全体の93.3%を占め、504億7000万円に上った。
ドメインごとのDMARC設定率は36.2%
国内カード発行会社(イシュア)245社を対象に、2023年12月末時点のDMARC設定状況を調査した結果、イシュアがメール送信に利用しているドメイン392件のうち、ドメインごとの有効な設定率は36.2%となり、9月末時点の29.5%から増加していた。
設定が有効なドメインのうち、最も厳しい「reject(拒否)」ポリシーの設定は26%で、「none(何もしない)」は約60%を占めた。
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