日本から購入する理由…「希少性」が53.1％

調査は、ZenGroupが運営する海外向け購入代行サービス「ZenMarket」が、2023年12⽉1日～10日、「ZenMarket」の海外ユーザー2259人を対象に、インターネットを活用して実施。60カ国以上のユーザーから回答を得た。

普段、日本から購入する商品は「アニメグッズ」（27.4％）が最も多く、「中古品」（19.0％）、「電子機器/カメラ/ゲーム関連商品」（13.4％）と続き、日本のアニメグッズや中古品が支持されている様子が浮かび上がった。

日本から購入する理由を聞いたところ、「希少性（日本でのみ入手可能だから）」が53.1％でトップ。日本で購入する方が安いという回答も40.4％に上った。

海外ユーザーは「本物・安全・迅速」など重視

また、海外ユーザーの85.2％が本物の商品を購入したいと考えており、半数以上の海外ユーザー（56.2％）が、商品を時間通りに受け取ることが重要と考えていることが明らかになった。

安全な支払い方法の利用が重要と考えるユーザーは88.6％を占めた。カスタマーサービスのクオリティとして、「迅速な対応」を求める海外ユーザーが68.2％に上った。

▽関連記事

ZenGroup、吹田物流センターの物流機能を楠根物流センターに集約

「越境EC」に取り組む上で重要なことは？ー成功企業や楽天、メルカリなど8社が参加したパネルディスカッションをレポート