成長率トップ3はトレカ、自動車パーツ、デジタルカメラ

　第3四半期の日本からの越境EC取引額は、1位がレディース アパレル＆バッグ・ブランド小物で、男性用のバッグや高級ジュエリーも大きく取引額を伸ばした。2位に時計・パーツ＆アクセサリー、3位にトレーディングカードが続いた。
　成長率のトップ3は、トレーディングカード、自動車パーツ、デジタルカメラの順。3位は前期のビデオゲーム本体からデジタルカメラに入れ替わった。また、1年前の2022年第3四半期は1位が時計・パーツ＆アクセサリー、2位がレディース アパレル＆バッグ・ブランド小物、3位がメンズ アパレル＆バッグ・ブランド小物で、この1年でトップ3が大きく変貌している。

『ポケモンカード151』が引き続き牽引

　カテゴリー別の売れ筋・注目商品は、第3四半期に売れた商品や注目度の高い商品を同社の各カテゴリー担当者がピックアップした。
　コレクティブルズカテゴリーは、「ポケモンカード（BOX）」「ポケモンカード（シングル）」「高単価トレーディングカード」。トレカは第3四半期も大きく伸長し、前年同期比50%超を記録した。
　自動車パーツ・カメラ・楽器カテゴリーを見ると、自動車パーツは「NISSAN BCNR33スカイラインGT-R 後期 純正品 キセノン ヘッドライト」が約190万円で取引された。カメラは「Nikon Ai-S Nikkor 300mm F2 ED IF」が約507万円。楽器は「Gibson 1957 Les Paul Junior Sunburst シングルカッタウェイ」が約203万円で販売された。
　ファッションカテゴリーでは、ハンドバッグ「エルメス ケリー・ピクニック」（約516万円）、時計「パネライ ラジオミール1940 クロノグラフ オロロッソ」（約558万円）、高級ジュエリー「ヴァン クリーフ&アーペル ダイヤモンドイヤリング 750 ホワイトゴールド」（約354万円）だった。