ライブコマース事業を展開する(株)Cellestが26日発表した『ライブコマース利用実態調査』の結果によると、利用の最多は35歳~54歳だったのをはじめ、回答者の約4割が週に1回利用し、約3割が月に2万円以上の買い物をしている実態が明らかになった。
「商品情報を得たい」「お気に入りの配信者」が視聴理由の上位に
調査は8月28日~9月4日。運営するライブコマース販売事業「ぞうねこちゃんねる」の視聴者468人に聞いた。「ライブ配信」と「Eコマース」を掛け合わせた新たな販売形態として、中国での浸透ぶりが知られるが、日本でもライブコマースビジネスが度々注目されている。
SNSの利用に関しては、10代~20代の若年層の利用が活発なイメージがあるが、調査では、35歳~44歳が全体の32.9%を占め、次いで45歳~54歳が31.8%という結果になった。比較的、時間とお金に余裕があるユーザーが積極的に活用していることが分かる。
利用日や時間帯は、金曜日~日曜日にかけて視聴が増加傾向にあり、土曜日が最も視聴機会が多いことが分かった。祝日は最も利用が少なかった。時間帯は、夕方から夜分にかけて視聴が増え、21時~24時が一番多く85.5%、18時~21時が53.8%だった。
ライブコマースの視聴理由は、「商品の情報を得たい」(71.8%)、「お気に入りの配信者がいる」(69.7%)などで、「割引やセール」(39.5%)も見受けられた。また、ライブコマースで重視している点は、「動画で商品の詳細を確認できる」(81.8%)、「不明点や疑問点を確認できる」(61.3%)が上位で、「場所や時間に関係なく買い物できる」(51.1%)のも評価点だった。
以上の結果から、ライブコマースは、配信者が丁寧に商品を説明し、リアルタイムでユーザーからの質問に対して回答することから、商品を深く理解した上で買い物を楽しめる点が評価されていることが分かる。
購入商品の一番人気は「化粧品」
また、「商品の種類」でライブコマースへの参加を決めるのではなく、「配信者」で参加を判断しているユーザーが多い傾向にあることから、ライブコマースでモノを販売する際には、配信者の選定が重要で、日頃から配信者とユーザーの信頼関係を構築していくことが必要であることが分かった。
購入商品は、「化粧品」(81.0%)が一番人気。次いで「衣料品」(76.5%)、「日用品」(60.5%)など。上位の商品に関しては、ユーザーに代わって配信者がその場でタッチ&トライをすることで、使用感や着用感を分かりやすく伝えることができるため、商品に対する疑問や不安の払拭に繋がり、購入まで意思決定に至りやすいことが考えられる。
商品を購入する頻度と金額については、「1週間に1回」が38.2%と最多。「2週間に1回」が25.0%、「1か月に1回」が24.1%と続いた。このことから、ライブコマース利用者にはリピーターが多く、普段から高頻度で利用していることが分かる。
また、1か月の平均購入金額に関しては、2万円以上が28.6%と最も多く、5000円~2万円以上が全体の79.2%となっていた。購入体験に対して満足度が高く、毎月一定の金額をライブコマースに費やすユーザーが多数いることが分かる。Cellestは、ライブコマース利用層を中心に、ライブコマースでの買い物が日常化していることが判明したと分析している。
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