2023.08.31 調査・統計
開梱体験で感動した消費者の84%が「リピート購入の意向」
ダンボール製造とECサイト運営を手がける(株)アースダンボールがこのほど公開した『オリジナルダンボールによるEC/D2C事業者のLTV向上への貢献度調査』の結果によると、開梱体験で感動した消費者はリピート購入の意向が84.7%に上っていたことが分かった。

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LTV向上ツールとしての可能性
調査は17日。全国20代~50代の男女1000人に、ダンボールでの開梱体験によるECサイトでの購入意向などを聞いた。海外のSNSなどで流行っている「Unboxing」(商品開封体験)という言葉がある。直訳すると「開封の儀」。認知度調査を行ったところ、認知度は11.7%。海外のムーブメントに比べて、日本では認知度の余白がまだまだあることが分かった。「Unboxing」は、さまざまな要素で構成される。「箱自体の見た目」「箱を開封した際に見える緩衝材の使い方」「冊子などの同梱物の入れ方や内容」「商品パッケージングの美しさ」「パッケージ開梱後の商品本体」「商品の使用感」などだ。
「通販で商品を買った際、特別なダンボールで届いて感動をしたことがあるか」――。こんな問いに、16.3%が「感動体験」をしていたが、顧客満足度を向上させるマーケティングツールとして「ダンボール(梱包箱)」に注目しているEC/D2C事業者は少ないことが分かる。
次に「ダンボールで感動したユーザー」がその商品を再購入したいと感じるかを聞いたところ、購入意向は84.7%に上った。このことから、ダンボールはコストとしてでなく、LTV向上のためのツールとして可能性を秘めていると考えられる。コロナ禍を経て、小売店やメーカーが非対面で商品を販売する方法を画策した結果、EC/D2C事業者の参入が増加した。
インターネットにおける広告費用は入札制であることが多いため、EC/D2C事業者が増えればマーケティング費用にも大きなコストを要する。このような時代だからこそ、オリジナルダンボールを利用したマーケティング施策は有効である可能性が高いと言える。
価格差があってもオリジナルダンボール箱での購入意向は60.4%
一方、通常のシンプルなダンボール箱とオリジナルダンボール箱では梱包材としてのコストが異なる。販売している製品に対して梱包材の費用を計算せず、全く同一の価格で提供してしまう場合、EC/D2C事業者のコストが増加してしまうことも否めない。そこで、アースダンボールでオリジナルダンボール箱の製作を依頼しているクライアントの事例を見せ、「通常のダンボール箱とオリジナルダンボール箱の価格差=購入価格の価格差」として比較を提示しながら、顧客に購入意向度を調査してみた。
それによると、価格差を加味してもオリジナルダンボール箱での購入意向度が60.4%という数値を示し、こちらも「価格に転嫁したとしても、オリジナルダンボール箱の方が購入したいと思える」という結果を示していた。
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