2023.08.14 通販会社
オイシックス1Qは増収増益、物流センターの移転トラブルから回復
オイシックス・ラ・大地(株)がこのほど発表した2024年3月期第1四半期(23年4月~6月)連結決算は、売上高が前年同期比4.9%増の292億6800万円、営業利益が同14.5%増の11億100万円、四半期純利益は同39.1%増の8億1700万円となった。

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Oisixの売上高は9.9%増
主力の宅配事業「Oisix」がけん引し、売上高は前年同期を上回った。増収効果に加え、前年同期に発生した物流センターの移転トラブルからの回復や、収益改善の取り組みでEBITDAも前年同期を上回った。物流トラブルの対応コスト約2億円は改善を図った。「Oisix」「大地を守る会」「らでぃっしゅぼーや」の宅配3ブランドとともに、保育園などの施設へ食材提供を行う「国内B2Bサブスク事業」などの拡張を図る中、会員数は前期末に実施した特別追加PRの反動で一時的に解約率が悪化して減少したが、新規会員は引き続き獲得できており、6月末現在で前年同期比1.1%増の50万4724人(3事業合計)となった。
Oisixの売上高は前年同期比9.9%増の158億1900万円、セグメント利益は同3.8%増の20億2600万円。ARPUはコロナ禍の影響による上昇がみられた前年からは低下したが、会員数が継続的に伸長した結果、前年同期比で増加した。セグメント利益についても、前年同期に発生した物流センター移転時トラブルへの対応コスト増の反動や、収益力改善施策が奏功していることにより、前年同期と比べ増加している。
大地を守る会、らでぃっしゅぼーやともに売上高が前年下回る
大地を守る会の売上高は前年同期比4.7%減の29億2600万円、セグメント利益は同5.9%減の5億8700万円となった。売上高については、ARPUが感染症拡大影響による上昇がみられた前年からは低下したことに加え、会員数が減少した結果、前年同期比で減少。セグメント利益についても、売上高減少に伴い前年同期と比べて減少した。らでぃっしゅぼーやの売上高は前年同期比0.6%減の41億6400万円、セグメント利益は同2.8%増の6億800万円となった。売上高については、会員数が前年同期と比べて増加したもののARPUはコロナ禍で上昇した前年からは低下して減少。セグメント利益については、収益力改善施策が奏功していることにより、増加している。
米国でヴィーガンに特化したミールキットの宅配事業を展開するPurpleCarrotは、売上高が前年同期比8.3%減の23億7100万円、セグメント損失が4500万円(前年同期は1億3700万円の損失)となった。前年同期の急激な物価上昇による収益悪化からの改善により、セグメント利益は増加した。
保育園卸事業、ソリューション事業、海外事業(PurpleCarrotを除く)などの「その他事業」の売上高は、前年同期比12.1%増の44億4800万円、セグメント利益は同27.0%増の5億5300万円。「国内B2Bサブスク事業」(保育園卸事業)の取引園数が増加し、他社EC支援(ISETANDOOR、dミールキット)などのソリューション事業の会員数が増加した。
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